ドラマ『俺の話は長い』5年ぶりでも変わらない家族のやりとりにSNS絶賛!「期待値高すぎたのにそれを上回る喜び」

2025.3.31 17:45
『俺の話は長い』の画像

ドラマ『俺の話は長い ~2025・春~』の前編が3月30日(日)日本テレビ系にて放送された。5年ぶりに放送される本作について、主人公・満(生田斗真)のヘリクツ満載のセリフや、変わらない家族の様子やリアルな家族の会話が反響を呼んでいる。

本作は、2019年10月期に放送された脚本・金子茂樹による、無職のニートで現実逃避のための言い訳とヘリクツの天才・岸辺満を主人公とした究極のホームドラマ。前作は第38回向田邦子賞を受賞している。

(以下、ドラマのネタバレを含みます)

◆其の一「タケノコとずん胴」

岸辺満、36歳。5年前、ニート生活を脱却すべく、覚悟を決めて県会議員の秘書の職に就いたものの、2か月でクビになり、再び母・房枝(原田美枝子)に寄生中。相変わらず草野球の審判のバイトで小銭を稼ぎ、後輩・海星(杉野遥亮)のBarでビールをチビチビやる毎日。そんな満の平和なニート生活が、ついに崩壊の危機!?

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房枝が切り盛りしてきた喫茶店『ポラリス』は、3年前から休業したまま。コロナ禍のゴタゴタを経て房枝はすっかり気力を失い、老後の不安を感じる日々。一方、岸辺家の土地家屋の査定価格は5年前の1.5倍に跳ね上がっているらしい。満は「売ったら俺の寝る場所どうすんだよ」と戦々恐々で……。

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そんな岸辺家に、姉・綾子(小池栄子)と夫・光司(安田顕)が久々にやって来る。タクシードライバーの光司がお得意さんから立派なタケノコをもらったため、お裾分けに来たのだ。前に高級メロンをもらった時はお裾分けしてくれなかったクセに……と姉夫婦を攻撃する満は、房枝がタケノコのアク抜きをしようとすると、「あーなるほど。その面倒な作業を母さんにやらせようって魂胆だ」と綾子に嫌味節。「いつ会ってもアンタはうるさいねぇ」とイラ立つ綾子。

「お母さんは『ポラリス』もうやんないの?」。綾子が久々に岸辺家に来た理由は、タケノコだけではなかった。このまま店を閉めるのはもったいないという綾子は、会社を辞めて『ポラリス』を継ぎたいと言う……。会社の早期退職制度でいい退職金がもらえそうだし、娘・春海(清原果耶)も大学まで入れてやれたし、そろそろ第二の人生を考えたいという綾子。

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岸辺家を乗っ取られたくない満は「喫茶店やるってことを完全にナメてるでしょ?姉ちゃんみたいに怒りっぽくて高圧的な人間が店にいると、お客さんは委縮して誰もくつろげない」と猛反対するが、「人にそんなことを言えた分際なの?」と引き下がらない綾子。満は堪らず苦しまぎれに「俺はこの家を売るべきだと思う」と言ってしまい――。

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SNS上では「満の1言ったら10返してくるやかましさほんとに好きだよwww」「皆と満との掛け合いが面白すぎて最高」「5年経っても全く変わらないテンポ感を作り出せる俳優陣の凄さよ…!」と本作の見どころである、テンポ感のあるやりとりや満のヘリクツに対しての賞賛の声が上がった。

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