交通事故鑑定人・関太「これがこの事故の真相です！」2台の車が激しくぶつかった衝突事故に仕組まれた保険金詐欺の巧妙なカラクリとは

お笑いコンビ・タイムマシーン3号の関太と山本浩司が3月27日放送の『THE突破ファイル』の再現ドラマに出演。交通事故鑑定人と弁護士にふんし、自作自演の疑いがある衝突事故のカラクリを見抜いた。

今回、交通事故鑑定人の関のもとに、弁護士の山本が持ち込んだのは、信号待ちをしていた乗用車に後続の車両が追突したという交通事故。運転手はよそ見運転をしていたことで、ブレーキを踏むのが遅れたことが原因だというが、この保険会社の社員はこの事故に不審な点が多いと指摘する。

追突した乗用車は2台とも大きくつぶれ、衝突時のスピードの速さを物語るも、実は車の運転手は2人とも無傷だったという。さらに追突した男性は、過去にも事故を起こして保険金を請求した記録が残っているそうで、今回も2台分の修理費として合計200万円を請求しているのだとか。

「この状況だと、事故を起こした2人が共謀している可能性がありますね」と反応した関は、事故当時の様子から調べることに。

しかし事故現場は見通しの良い一本道で、道路に走行の妨げとなるような凹凸も見られない。日差しの影響なども考えられず、関は「この道路には、事故を引き起こす原因は何も見当たらないですね」と口にした。

ここで、山本から「（事故車が）2台とも同じ修理工場に運ばれた」と聞かされた関は、自作自演への疑いを強め「修理されると痕跡が残りません」と工場に急行。すると破損した車両を観察し、あらためて被害の大きさを実感するとともに、衝突された車の様子から、事故の真相を暴くのだった。