麻酔銃の使えない市街地に“アーバンベア”が侵入…スグやる課・野田が閃いた、クマ撃退の驚くべき秘策とは

2025.3.28 11:50
マヂカルラブリー・野田クリスタルの写真

お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタル、パンサーの尾形貴弘、タレントのなえなのが3月27日放送の『THE突破ファイル』の再現ドラマに出演。突破市役所なんでもスグやる課の職員として、住宅街に迫る凶暴熊・アーバンベア撃退に挑んだ。

空き家の再利用事業として、移住者を誘致する取り組みに参加しているスグやる課の面々は、この日不動産業者の村上(マヂカルラブリー・村上)とともに、幼い娘さんを連れた家族ととある一軒家を内見。

しかし、建物の中には散乱した野菜を食べ漁る、クマの姿があった。近年、暖冬の影響で冬眠ができず、餌を求めて市街地に現れる“アーバンベア”が増加しており、その人身被害件数は山林地帯を上回っているという。

野田らに気づき立ち上がった凶暴熊から、なんとか家族らを避難させることに成功した野田と尾形は、停めていた公用車に逃げ込むも、クマを敷地から外に出さないよう門の前に車を移動させ、クラクションで威嚇するが動じる素振りを見せないクマ。野田は「音を怖がってない…?」と驚きを隠せない。アーバンベアは人工的な音を聞き分け、自分の身に危険が及ぶかどうか学習できるのだという。

ボンネットに飛びかかるクマを尾形はウォッシャー液とワイパーで反撃。クマが一瞬嫌がった隙に、野田は荷台にあった拡声器にスマートフォンを当てると、専用のアプリからクマが嫌がる銃声音と猟犬の鳴き声を再生し、クマを後退させることに成功。

ところが驚いたクマは、そのまま塀を越えて敷地の外へ逃亡。敷地から出たクマは、次々に塀を超え、住宅地を徘徊(はいかい)し始めた。

住民への被害を食い止めるべく、警察・猟友会と合流した野田らはクマを追跡。そして住宅密集地の手前でクマを発見するも、猟友会はここでは麻酔銃が使えないと口にする。

実は麻酔銃は半径200メートル圏内に10軒以上の民家がある場所では、原則発砲が禁止されており、特例として周囲100メートルの市民全員の避難が確認出来れば撃つことができるものの、現状では不可能だった。

銃の代わりに吹き矢を使う作戦を取るも眠らせるには至らず、クマは住宅密集地手前の河川敷にまで到達。そして川を泳ぎ切り、住民の避難が進まない住宅地に侵入してしまう。

数々の作戦が効果なしに終わる中、甚大な被害を防ぐため考えを巡らせた野田は、ここでこれまでの光景を思い出すと「そうだ!この方法なら!」と一同に指示を出すのだった。

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