子どもが不登校になった時、親はどうすべき? あのちゃん「解決しようとしなくていいんじゃないかな」
2025.3.28 11:25続けて、中学2年生から卒業までいじめがきっかけで不登校だったというあのちゃんは、「無理に“絶対行け”みたいなことは言われたことなくて。でもやっぱり親には“申し訳ないな”っていう気持ちはどうしてもありました」と振り返り、「家にいじめに関する本とかが日に日に増えてくとか。お父さんには胸ぐら掴(つか)まれて“お母さんに心配かけるな”とかも言われたし」と当時の家庭環境を回顧。

さらに「でも自分の気持ちを尊重されてるというか、寄り添ってくれてる気持ちも心配してくれてる気持ちも両方伝わるのは伝わると思うんですよ」と心境を明かしたあのちゃんは、「学校も無理には行かせないけど、“車出すから今日は頑張ってみる?”みたいな感じで、車に乗って学校の前まで行って。けどやっぱりその一歩がめちゃくちゃデカく感じて、行けなくて。“やっぱり無理”って言って、帰り道中でマクドナルドでポテト買って、“一緒に食べよっか”って言って。帰ってみんなが給食を食べてる時間に、そのマクドナルドのポテトを食べながら、お昼バラエティー番組を見てるっていう。その時間って今でも忘れられなくて。それを今大人になった自分で曲にしたんですよ。それがマクドナルドのタイアップになったんです」と経験をもとに作った曲に込められた思いを告白。
そんなあのちゃんは、「やっぱり学校行って得れることってたくさんあるけど、そうじゃなかったからこそ見えるものも感じれることもいっぱいある」と胸の内を明かし、「お母さんと向き合った時間とか。“何言っていいかわからない”っていうお母さんもいると思うんですけど、会話がなくても感じれることってあるから。解決しようとしなくていいんじゃないかなって思うんですよ」とメッセージを送った。