監視カメラの“空白の2秒間”を暴け!交通事故鑑定人・関太が卓越した観察眼で、深夜のひき逃げ事件の犯人に迫る
2025.3.28 11:10
お笑いコンビ・タイムマシーン3号の関太と山本浩司が3月27日放送の『THE突破ファイル』の再現ドラマに出演。交通事故鑑定人と弁護士として、深夜の交差点で発生した、ひき逃げ事件の犯人を捜査した。
今回、交通事故鑑定人の関のもとに、弁護士の山本が持ち込んだのは、人気のない深夜の交差点で発生した、バイクの転倒事故。当初はバイクの単独事故だと思われていたものの、バイクに乗っていた男性は、意識不明の重体になっており、警察による捜査の結果ひき逃げの疑いが浮上したという。
付近の駐車場に設置された監視カメラから、交差点の様子も確認することができるが、このカメラは駐車場の埋まり具合を記録するためのもので、2秒に1度しか撮影されず。関らがカメラの記録を確認すると、男性がバイクで転倒する直前の画像に、白い乗用車の姿が映っていたものの、肝心の衝突の瞬間が映っていないため、事故発生の真相は不明のまま。
警察がこの画像から乗用車の運転手を特定し送検するも、運転手はバイクを見ていないと主張し、証拠不十分で不起訴になったという。バイク運転手の妻からの「こんなに怪しい映像もあるのに、納得できないです!」という訴えに、事件の謎を解明する決意を固めた関は、早速事故現場に足を運んだ。
現場の様子を確認した関は、その後バイク運転手が走行時に使用していたスマホのナビの位置情報から、バイクの事故当時の速度を計算。するとバイクは交差点上の自動車の車線をわずか0.5秒で通過していたことがわかり、自動車の正確な速度がわからなければ自動車とバイクが衝突したことを証明できないと、頭を悩ませた。
それでも、当時の状態で保管されているバイクの前輪がゆがんでいることから、「強い衝撃を受けたと考えるのが妥当」と語った関は、ひき逃げの疑いがある乗用車の運転手のもとへ。
運転手は証拠がないと開き直るなか、監視カメラの映像の分析から、乗用車が最低でも制限速度を超えたスピードを出していたことを指摘されるも「スピード違反とか言いたいんですか? それが事故の証拠になるんですか?わざわざそんなこと言うために来たんですか?」と関らを挑発。
この言葉に関は「証拠の残らない事故などないんですよ。我々は絶対に諦めませんから」と返すと、再び現場の様子を再確認。そして事故現場の風景を眺めながらとあることに気づくと、ひき逃げを証明する決定的なヒントにたどり着くのだった。