グルメバーガー日本一決定戦【バガチャン】『JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2025』の予選会が開催!全国から集結した猛者たちの戦い【前編】【PR】
2025.3.28 09:45■1日目 第2ラウンド〈エントリーNo.8〜14〉
8.HAPPY BURGER(愛知) 9.BURGER’S TIME IMUA(沖縄) 10.REPUBREW SLIDERHOUSE(静岡) 11.RICH GARDEN(大阪) 12.THIS IS B(長野) 13.MEAT KITCHEN MEとYOU(東京) 14.EARTH BURGER(石川)
◆ HAPPY BURGER(愛知)【Korean Smash Cheese Burger】
愛知県・南知多の『HAPPY BURGER』が今年も参戦。今月アメリカへの“バーガー修行”も控えている『HAPPY BURGER』が、今回用意したエントリーバーガーは 【Korean Smash Cheese Burger】。今、ロサンゼルスで熱いエリア・コリアンタウンの味をチーズバーガーに表現した。
審査員の渡邉は「アイデアは評価するが、下がベタベタでオートミールのような感じになってしまっていたのが少し残念」と評価。
評価後、「使い慣れない調理器具が気になってしまい作ることに集中できなかったのが少し残念ですが、審査員の方に温かいものを食べてもらうために、時間配分を工夫しました。頑張ったので、今回の出来栄えには90点をあげたいです」と自己採点。


◆ BURGER’S TIME IMUA(沖縄)【トリプレットメルトバーガー】
沖縄で2024年の7月7日にオープンしたばかりの『BURGER’S TIME IMUA』。エントリーバーガー【トリプレットメルトバーガー】は、シンプルに収まった中に大胆さを訴えかけるような見た目との食べた後のインパクトのギャップを出来るだけだせる様なハンバーガーとなっている。
審査員のエリは「お肉が分厚くて食べ応えはあるが、鉄板の温度が少し低かったのかな?と気になった。最初から最後までガーリックの粒感があり、もう少し控えめの方がコントラストが感じられたかもしれない」と評価。


◆REPUBREW SLIDERHOUSE(静岡)【Horizontal Cheese Burger】
『REPUBREW SLIDERHOUSE』は、クラフトビールの醸造をしているREPUBREWの2号店として、静岡県三島市にオープン。今回の【Horizontal Cheese Burger】は、地元ブランド牛・あしたか牛100%のパティ、甘味のある味噌マヨネーズを軸に、計5種類のソースを使用したチーズバーガーとなっている。
審査員のマンダー氏は「構成がおもしろい。旨味のゴルゴンゾーラ、ポテトの甘みのピューレなど全体的に甘み要素が多かったので、酸味で輪郭を際立たせればよかった。料理の技術の点数はかなり高い」とコメント。
評価後、ヘッドシェフの渡邊裕也は「キッチンの広さや機材のちがいもあり思うようにいかず、思いの外ギリギリになってしまいましたが、他と比べてバランスの良さなど秀でているところがあったと思うので、次に進めると信じてます。」とコメント。


◆ RICH GARDEN(大阪)【ボストングリーンモンスター】
2024年ファイナリストの『RICH GARDEN』。今回の【ボストングリーンモンスター】は、チリコンカンとフライドブロッコリーをチェダーチーズでまとめ上げた一体感のあるバーガー。
審査員の渡邉は「チリコンカンの後から追いかけてくる感じの辛さ、何より素揚げしたブロッコリーの香ばしさの香りがきて全体的にまとまっていた。ただ、パティが熱源の原因かとも思うが、若干パサついている部分があった」と評価。
評価後、ヘッドシェフの安藤啓示は「出来栄えは80点です。去年決勝まで残らせてもらったんですけど、パティを焼くときにほぐれてしまって、パティとして成立していなかったのが敗因だったので、今回改善点として、歯ごたえを残しつつ細かいミンチを合わせてパティにしようとしたんですけど、ちょっとまだ繋ぎが甘かったなって。でも、後悔はないです。お店でもチリコンカンがすごい人気で、それとブロッコリーの香ばしさと、最後に塩を振ってるんですけど、その塩味ですごく上手にまとまるので、そこを評価していただいたのでうれしかったです」と笑顔を見せた。


◆ THIS IS B(長野)【信州プレミアムチーズバーガー】
『THIS IS B』は「これぞハンバーガー」という信念のもと、世界中の人々に本物のハンバーガーのおいしさや感動を届けたいという思いから誕生したバーガー店。今回の【信州プレミアムチーズバーガー】には、地元・長野の四季折々の山の恵みを使用。豊かな自然環境に感謝を込め、1つのハンバーガーに思いを詰め込んだ。
審査員のエリは「和牛を使ったパティのおいしさ、山菜の爽やかな苦味、ルッコラのシャキシャキ感が良く、バンズも個人的に好みでした。ただ、サウザンドレッシングが下に引いてあったりで水分が多い。油脂感があって水分を吸ってしまったのが勿体無い。全体的に少し重ためな印象だった」と評価した。


◆ MEAT KITCHEN MEとYOU(東京)【THE Vintage】
今年初出場の『MEAT KITCHEN MEとYOU』。自分が作ったハンバーガーで世界一をとると意気込んでエントリーしたバーガーは【THE Vintage】。”模倣品”だと言われた悔しさから探し求めたチーズを使用したバーガーとなっている。
審査員のマンダー氏は、「まさにぴったりの名前のバーガーだと思う。バーガーの高さがかなりあり、バンズがかなり焼かれているので食べる時に沈まない、1口で食べられない」とコメントした。


◆ EARTH BURGER(石川)【究極のテリヤキチーズバーガー】
出来るだけ手間暇をかけてお客さんが感動するハンバーガーショップを目指している『EARTH BURGER』。1年半試行錯誤したエントリーバーガー【究極のテリヤキチーズバーガー】は、素材、味、香り、咀嚼、脳裏に焼きつくバーガー、の5つがテーマとなっている。
審査員の渡邉は「食べた瞬間に意図を感じた。卵がちょうど良い半熟加減で、卵がソースに絡んでまとまった味になっていた。2〜3口食べると照り焼きのソースが下に流れちゃうので、照り焼きの味が2口目には消えてしまっていた」と評価した。


17日(月)第3ラウンド&18日(火)第1ラウンドの記事はこちらから
18日(火)第2ラウンド&第3ラウンドの記事はこちらから
《グルメバーガー日本一決定戦【バガチャン】『JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2025』》
全国から集結したグルメバーガー店をはじめ、グルメバーガーに情熱をかける様々な料理人たちが制限時間内に使用食材、調理設備やチーム編成など、あらかじめ決まったルールの中で技術と味を競い、日本一のグルメバーガーを決定するフードスポーツの大会。優勝したチームは毎年10月にアメリカ・インディアナポリスで開催される『World Food Championships 2025』グルメバーガー部門への出場権を獲得し、ハンバーガーの本場で世界一に挑戦することになる。
公式HPはこちらから