おかず10品におかわり自由のごはんにコーヒー付きで値段は驚異の500円“奇跡のランチ”にスタジオ驚がくする『オモウマい店』

3月25日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は宮城県仙台市の『居酒屋パブ テニスコート』を紹介。豪快で明るいママが提供するランチにスタジオが仰天した。

昼はランチ営業、夜はパブとして営業するお店。完全予約制の『おまかせランチ』（※1日15食程度 ※日によって内容は異なります）は、メインの料理だけでなく副菜が山ほど付く。『おまかせランチ（からあげ）』は、ニンニク、塩こうじ、めんつゆ、みりん、ごま油で味付けしたからあげが5個。この日の副菜は、めんたいこの皮チャンジャ、春菊のおひたし、つぶ貝と昆布のあえ物、春雨サラダ、からし巻きたくあん、イカとオクラしそあえ、ホッケのみりん焼き、きしめんなど。コーヒーとごはん（おかわり自由）を合わせて計12品。お値段は何とすべて500円だ。これにはスタジオも「凄いわ」「安すぎるでしょ」と驚き。

主菜、副菜ともにバラエティ豊か。『おまかせランチ（サンマのかば焼き）』には、本マグロの赤身を使った山かけ、コハダの昆布締め、イカとウニの塩辛、汁物には白だしベースの鮭汁など珍味が盛り沢山。その他、『おまかせランチ』には、カレーライスや、生もつ煮をメインにしたものも。時間をかけて仕込んだメニューばかりだ。

店主は後藤由美さん（61）。スタッフが「こんなに安くて大丈夫？」と聞くと「大丈夫だと思う。ただ自分の利益がないだけで」と店主。「いつまで生きられるか分からないから」という。実は店主は「何年か前にがんになって“余命6か月”って言われた。そこから8年か9年ぐらい生きてる」とのこと。「人間って、おなかいっぱい食べられるってのが幸せなんだよね」と商売への思いを語った。