カズレーザー 結婚するカップルが減少する現代… 昭和のお見合いとAIを組み合わせた驚きの婚活方法とは

2025.3.27 11:00

相模女子大学大学院の特任教授、白河桃子氏は、現代の若者たちも結婚願望がないわけではないと言い、若い人のうちの8 割以上がいずれ結婚するつもりと答えた調査結果を紹介。一方で、実際に恋人がいる人は、男性が21.1%、女性は27.8%と少数派。こうした状況に一石を投じるべく、昭和の婚活から着想を得た施策が、愛媛県で行われているという。

「周りの人がお膳立てして人為的に恋をしてもらって結婚してもらうようにする」と、白河氏が紹介するのは、AIと現実の仲人の共同作業でカップルを作り結婚へ導くシステム。えひめ結婚支援センターが開始したこのシステムで特徴的なのは、AI によるリコメンド機能があることだという。ネットショッピングでのおすすめ機能のように、“この人ともしかしたらお見合いしたくないですか?と、システム側がおすすめの候補を提示してくれるとのこと。結果的に実際に1度会ってみる人は2倍程度になったのだそう。

そして実際に会う段階で登場するのが、昭和時代にいたような現実の仲人。愛媛県では“愛結びサポーター”と呼ばれる地元のボランティアが、初めての顔合わせで緊張がほぐれるまで同席してくれるという。システム利用者から「おせっかいがありがたい」という声があったと聞いたおいでやす小田は「絶対いますよこういうタイプ」と納得し、サバンナ・高橋もうなずいた。

そんな愛媛の取り組みは、16年間で1594組のカップルの成婚という実績を作り、今や全国の県のマッチングセンターの半分は、この“愛媛システム”を採用しているとのこと。講義を受けたゆうちゃみは、「 草食系男子が多いって言われてて。でも女の子は男の子から告白されたいっていう中で間に入ってくれたらめっちゃいいなと私は思いました」とコメント。カズレーザーもAIと現実の人間を使って結婚を促すシステムについて、「それぐらいしないと、本当に結婚ってなかなかしないんだろうなと思いますね」と、現代の結婚市場への私見を述べた。

写真提供:(C)日テレ

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