カズレーザー “魚を釣ってくださいみたいな、釣り堀婚”?婚姻数が現代の5倍以上!今では考えられない、昭和の“自動結婚システム”とは
2025.3.27 10:00
カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』25日に放送された。今回は『昭和の価値観が日本を救う!?ビフォーアフター』というテーマで、昭和と令和の価値観や生活を比較し、日本のピンチを救う解決策を探す新企画が放送された。近年急激に少子化が進行していることから、結婚について昭和の状況を見てみると、社会全体で結婚を促進する昭和式の“自動結婚システム”が見えてきた。
相模女子大学大学院特任教授の白河桃子氏は、「早速ですが、こちらの数字をご覧ください」、ある数字を出演者たちに見せる。“88 万4000 人”というこの数字は、日本の1 年間の人口減少数だという。和歌山県の推計人口と同程度で、主な原因は出生数と婚姻数の低下だという。2024 年の出生数は68 万7000 人の見通しで、初の70万人割れ。国の予測では70 万人を切るのは2038 年と言われていたことから、急激なスピードで少子化が進んでいることがわかる。
そんな少子化の背景にある婚姻数の低下も深刻だと言い、2024年度の婚姻数は47 万5000 組になる見込み。一昨年に90 年ぶりに50 万組を割って以来、「まさに今“結婚氷河期時代”」と解説。白河氏はさらに、「男性では3 人に1 人、女性では5人に1 人が生涯未婚」というデータも引用し、今や結婚しない人が珍しくなくなっていることを示す。そんな現代社会と正反対に、結婚するのが当たり前だったのが、戦後から現代につながる時期の昭和時代。白河氏によれば、そこには否が応でも結婚することになる、“昭和式自動結婚システム ”が存在していたという。
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