広瀬すず“11年間続いた後悔”…再会した中学時代の恩師の手紙に「なんか今日、成仏しました」

2025.3.27 09:45

スタジオで、大村先生が書いてきた手紙を読み上げるシーンになると、広瀬は「泣いちゃう泣いちゃう」と身構え、恥ずかしそうに耳を傾けた。

大村先生は、「じゃ当時の呼び方で…すずで」と言い、手紙を読み始めた。

『広瀬すず様 すずとの思い出は多くは部活動でしたね。視野が広く、スピードがあり、ここぞという場面での勝負強さを持ち合わせ、一つ上の学年に混じって、中心選手として活躍していましたね。

すずを初めとする新チームのメンバーは、必ず上位大会に出場できると期待していました。いよいよ9月の新人戦を迎える頃、芸能活動も軌道に乗り始め、部活動との両立が難しくなり始めていましたね。私は、“今後の部活動はどうするのか。せめて自分の口から、他の部員に伝えてほしい”と話をしたのだと思います。しかしその言葉は、当時14歳のすずには、とても重い言葉であったのだと今になって感じます。

それ以降がすず部活動に現れることはなく、最後の大会は地区予選で敗退となりました。その大会に、すずは応援に駆けつけてくれましたが、そのときも卒業式のときも、私は言葉を交わすことはありませんでした。

もうお会いする機会はないだろうと思っていましたが、今日お会いすることができて本当にうれしく思います。当時の私は背中を押すことができませんでしたが、きっと今まで多くの人の支えや励ましにより、今のすずがあるのだと思います。

最後になりますが、どうかお体に気をつけて、すずの活躍する姿で、たくさんの人に勇気と感動を届けてください。気が向いたら、静岡にも遊びに来てくださいね。これからも応援しています』

先生が手紙を読み終えると、途中泣きだしそうな顔を両手で仰ぐ仕草を見せていた広瀬は、「ありがとうございます」と、深々とおじぎ。「はぁ~」と笑顔でため息をついた。大村先生は卒業式で渡せなかったという、部員たちのメッセージ入りバスケットボールを広瀬にプレゼント。

「すごいうれしいです」と喜びながら、ボールと手紙を受け取った広瀬に番組MCの上田晋也が「先生と会って、なんかつっかえてたものが少しはスッキリした?」と質問。広瀬が「(静岡から東京に1人で帰る時などに)思い出すだけでワーッてなってるくらい、どこかコンプレックスに思ってたんです…。“くやしい”っていうのが、人生であれを超えることがなかったので。なんか今日、成仏しました」と笑顔で胸の内を伝えると、しゃべくりメンバーたちは盛大に拍手。

上田が「(広瀬が)そういう気持ちになってくれたら、先生もうれしいですよね?」と聞くと、大村先生も「はい、僕の気持ちも成仏しました」と、うれしそうに一言。スタジオは温かい気持ちに包まれた。

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写真提供:(C)日テレ

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