往復34km　心臓破りの超ロング坂も…過酷な通学路に挑むチャリ通高校生に密着！4年間続ける理由とは…

昼休みに智也くんの友人たちと昼食をとったかいら。放課後は智也くんが所属するサッカー部を見せてもらうことに。

全国選手権大会にも過去3度の出場を果たした名門サッカー部で、智也くんは部員80名以上の中からレギュラーを目指し奮闘していた。実は、「部活以外にもトレーニングできるというのが（長距離チャリ通を始めた）理由の１つ」だという智也くん。もともと走るのが遅かったが、チャリ通を続けることで速くなってきたという。嫌だと思ったことでも「最後までがんばってやり通して、我慢強くなったなって感じる」と語った。

帰り道は、地元の10代に人気のラーメン店『ラーメンなる』に立ち寄った2人。最初に味わったのは、今治のソウルフード、熱々ごはんに焼豚と半熟の目玉焼きがのった『焼豚玉子飯』。かいらは「うん！嫌いな人いない。めっちゃおいしい」と大絶賛。さらに、特製味噌（みそ）ダレを火にかけて香ばしさや風味を際立たせた『こがし味噌ラーメン』を味わうと、「これヤバいよ！これ大好き」と声を上げた。

再び自転車を漕ぎ、自宅を目指す途中で、改めてチャリ通を続ける理由を聞かれると、共働きの両親のために、少しでも負担を減らしたいと考え、チャリ通を始めたことを明かした智也くん。「身体的にも成長したし、心の部分も成長したんで、両方成長できたんで それが一番やりがいで成長したと思う」と4年間を振り返った。

ゴール手前で「今日1日めっちゃ早く感じたんやけど楽しかったよ」と語るトモヤくんと、「話しやすいし、こんなに仲良くなれてよかった」と喜んだかいら。往復復34kmの道のりを見事完走した。

智也くんの長距離チャリ通は明日も続く。

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写真提供：（C）日テレ