大谷翔平“新ポーズ”で話題の『刃牙』秋田書店本社屋に登場!史上最強の親子喧嘩でビル倒壊!?【作者・板垣恵介コメント掲載】
2025.3.25 09:00
株式会社秋田書店が本社屋(東京都千代田区飯田橋2-10-8)の建て替え工事に際し、週刊少年チャンピオン連載の人気格闘漫画『刃牙』シリーズの主人公・範馬刃牙が最強の父・勇次郎に挑んだ名場面【史上最強の親子喧嘩】をテーマにした演出を施している。また、工事に伴う影響に対して刃牙が近隣住民に謝罪するグラフィックも公開されている。秋田書店本社屋(東京・千代田区)は皇居にほど近い場所に1973年に竣工。50年以上に渡り数々の名作を生み出してきたが老朽化に伴う建て替えが決定した。現在、本社は仮社屋(東京・文京区)に移転中。
週刊少年チャンピオンで1991年より連載が始まった『刃牙』シリーズは、地上最強の生物・範馬勇次郎を父親に持つ高校生・刃牙が主人公の格闘漫画。東京ドーム地下に広がる地下闘技場で高校生ながら王者として君臨する刃牙の姿などを描き、父親・勇次郎との「史上最強の親子喧嘩」で因縁に一旦の決着をつけた。累計発行部数は1億部超。アニメ化や映画化もされ、国内外で熱狂的な支持を得ている。
演出は、解体する本社屋の工事現場の仮囲いに「史上最強の親子喧嘩」をモチーフにしたグラフィックを掲示するというもの。



範馬親子の激闘は「街が揺れるほどの衝撃」と称されたほどでその余波が本社屋の倒壊を巻き起こしたという設定。刃牙が近隣住民に工事に伴う影響に対して謝罪するグラフィックも公開されており、迷惑をかける近隣住民にエンターテイメントで少しでも楽しんでもらうことを意図している。



『刃牙』シリーズの作者・板垣恵介からは「ビル1棟で済んだのは幸運というべきだ、ほんの小競り合いだったのだろう……」とコメントが寄せられた。
また、当社代表取締役社長の山口徳二は、「老朽化に伴い社屋を解体する運びとなりました。近隣の皆様には大変ご迷惑をおかけいたします。こっちの勝手な解釈ですが、この塀の向こうで範馬家の最強親子喧嘩が繰り広げられていたと想像してみてください。殺風景な工事現場も少しは楽しめる場所になるのでは。やはり勝手な解釈ですね。しばしの間、ご迷惑をおかけいたしますがお許しください」とコメント。
さらに、『刃牙』シリーズ初代担当であり、常務取締役の沢考史は、「新しいマンガ!新しい世界!!新しい時代!!!創り出すエネルギーが、刃牙と勇次郎の『地上最大の親子喧嘩』には噴出しています。その勢いで、まずは弊社旧社屋を大解体・超粉砕!秋田書店も新しい時代に生まれ変わります。近隣の皆様、誠に恐縮ですが、しばしのご寛恕お願いいたします……拝!」と、作品への熱い想いとともに語った。
3月16日に東京ドームで行われたプレシーズンゲーム(ドジャース0―3阪神)の際、大谷翔平選手が「刃牙」シリーズに登場するビスケット・オリバ(ミスター・アンチェイン)のポーズを披露。ビスケット・オリバは「全米最強」と称されるキャラクターで、大谷選手のパフォーマンスに作者の板垣恵介氏も反応を寄せ話題となっていた。
■『刃牙』シリーズ
大人気格闘マンガ「刃牙」シリーズは、「週刊少年チャンピオン」で1991年より連載を開始し、地上最強の生物・範馬勇次郎を父親に持つ、高校生・範馬刃牙が主人公の格闘漫画。東京ドーム地下に広がる地下闘技場で高校生ながら、王者として君臨。数々の達人、超人たちとの闘いを繰り広げる中で成長し、その父親との「史上最強の親子喧嘩」を繰り広げ、両者勝利と言う結末を持って、因縁に一旦の決着をつけた本作。
その後も、時を超えて現世に舞い降りた宮本武蔵との闘いや日本書紀に登場する古代相撲の継承者・野
見宿禰との闘いを描いてきた。
そして、最新シリーズ第6部の「刃牙らへん」は、「刃牙」シリーズ界、往年のキャラが続々登場ッッ!!
ジャック範馬の強さへの飢えや闘争への純度に魅入られ、噛道と相対すべく、鎬を削る男たち。
最初にジャックとぶつかる大物、それは久々登場“紐切り”鎬昂昇…ッ!!
”道”を歩み進みし先にある強さが ここらへんにッッ!!