山田涼介　「子どもなんでしょうね」誰もやらないことを実現する原動力の源を明かす

Hey! Sɑy! JUMPのライブもまた、観客の予想の先をいこうと工夫がされてきた。全員で宙を舞ったかと思えば、ワイヤーを使ったアクロバティックな表現。さらに観客の上をステージごとメンバーが、縦に回転しながら通り抜けていく演出は、多くのファンの度肝を抜いた。山田は「自分もほんと突拍子もないこと言って、“お客さんの上で俺らステージがそのまま回転したら面白くない？”みたいな。“いや何言ってんの？”みたいな感じで最初言われたけど、結果できたんですよ」と言い、その姿勢はこれから始まるソロライブツアーでも崩れない。

今年、約12年ぶりとなるソロ活動を再開し、初のソロライブツアーでは自らも演出に関わる。よりよいライブにするため、綿密に進む打ち合わせは3時間以上。さらに長いこともざらにあるという。

そんな向上心を持ち続ける山田の原動力は、好奇心なのだとか。「明確な目標があってやってるわけではないので、やってみたいとか、これやったら楽しいかなとか、ファンの人面白がってくれるかなとか、そういう好奇心でしか僕やってないので。楽しそう、やってみたい、子どもみたいな」と、少し照れたように笑い、「ただの好奇心だと思います。子どもなんでしょうね。ずっとワクワクしてたいというか」と続ける。最後には「20年この世界にいますが、まだまだ！山田涼介、上を目指して頑張ります！」、そう言って旅を終えた。

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写真提供：（C）日テレ