『相続探偵』8話 隠し子騒動決着も…灰江(赤楚衛二)の過去判明にSNS驚きの声「壮絶」「苦しくなった」

2025.3.18 10:15

正樹が出した結論は、死後認知の訴えは起こさず、解決金も受け取らないというものだった。それは、写真の中の母の笑顔が曇らないようにという思いからだった。ところが、薮内の妻・佐賀美(筒井真理子)は、正樹の存在を知ると、意外に薮内の遺産を全て正樹に渡したいと言い出した。うすうす正樹の存在は感じていたらしく、吹っ切れた様子の佐賀美は、今後は薮内の妻ではない新しい人生を生きると告げるのだった。

その頃、ガンに侵されていた羽毛田は、医師から余命3か月の宣告を受けていた。ショックを受けた羽毛田は、取材を進めて来た正樹の資料を見ながら「これが、ワシの目指してきたジャーナリズムかいな」とつぶやき、何かを決意して―。すると翌日、週刊誌に『8人目に真実の隠し子現る!』の見出しと共に薮内の記事がスクープされた。正樹の家にはマスコミが殺到し、怒った灰江は、羽毛田を殴りつけ、壮絶な殴り合いになって…。

気が収まらない灰江は、バイクに乗って海辺へとたどり着く。そこで令子(桜田ひより)に、自分の過去について話す。18年前、バスの運転手だった父・和宏(鈴木浩介)が事故で亡くなった。マスコミは事故の原因を運転手の居眠りだと決めつけ、裁判では判決まで捻じ曲げられたという。当時裁判官に圧力をかけたのが法曹界の重鎮で、灰江の実の父親だという地鶏(加藤雅也)だった―。灰江は育ての父・和宏の汚名をそそぐため弁護士となり、地鶏が圧力をかけた証拠をつかんだが、ありもしない横領をでっち上げられ、弁護士会を追われるはめとなった。母を楽にするためにも父の無念を晴らしたい。そんな灰江の決意は揺るがず…。

三浦貴大の写真
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