カズレーザー まだ食べられる食品が捨てられる“食品ロス大国”日本… “賞味”期限は撤廃、“消費”期限に統一するのはアリ?ナシ?

2025.3.12 11:30

神田愛花の写真

専門家の意見を聞いた出演者たちから、神田愛花からは「人によっては、お金出して買ってるものなので、その、美味しく食べられる期間に食べたいっていう人もいると思うんですよ。だから賞味期限の表示があったほうがいいと思う」、オカリナからは「日本人って、やっぱり清潔に暮らしてるから、やっぱり賞味期限内に食べないと、お腹をこわす可能性も私はあると思うんですよ」などのコメントも出てくる。そのなかで大沢あかねは「賞味期限を延ばすっていう意見はないんですか?」と素朴な疑問を投げかけた。

大沢の疑問に対しこがけんは「でも、それだったら消費期限で統一してももちろん延びるわけですよ」と回答。カズレーザーも「やっぱおっしゃることに理がありそうなんですよね」と専門家の意見を聞いたあとも賛成派にまわる。ただ専門家の小林氏いわく、やはり懸念要素が多いようで、「どれぐらいまで過ぎたら、美味しくなくなるんだろうとか、あとは、その保存方法によっても全然劣化の仕方って変わるんで、ちょっと今の段階では、そこまで果たして消費者ができるのだろうか?」と、消費者に食品の安全判断を任せきりになる可能性を危惧した。

海外に目を向ければ、韓国で2023年から牛乳など一部の製品を除き、消費期限に統一した例も存在する。食の安全は購入者の責任であることをより強調しており、これは小林氏の挙げた懸念点につながる姿勢でもあるが、増田氏によれば日本での導入は難しいとのこと。

増田氏は「日本人は、ゼロリスクを求めてんのかなっていう」といい、さらに「やっぱ日本人は生ものをやはり食べる、お刺身とか、そういう食文化なので、表示はしっかりしなきゃいけない」と問題点を説明した。

この説明を聞き、ここまで賛成派だったカズレーザーは方針転換。「正月、食あたりを起こしたんですよ」といい、その後に賞味期限を気にするようになった経緯を思い出し、「だから、確かに統一されて変わってしまうと、その時々によって自分の気持ちも変わってしまうから、ちょっとディフェンシブですけど、両方表示してくれたほうがありがたいってときもあるのかもしれないなと思う」とコメントした。

カズレーザーのポジション変更を皮切りに、賛成多数だった出演者たちの意見も反対方向に。最終的には全員反対という結果になった。この結果にこがけんは、「うそでしょ。みなさんどうしたんですか」と驚がく。出演者たちからは、大沢が「自分で食べるものは全然いいんですけど、やっぱり子どもに食べさせるものとかは、すごく気をつかうから、別になくす必要はないのかな」、カズレーザー「賛成ではありましたよ。でも、やっぱよーく考えたら、俺、食中毒あってるしなあと思ったら、やっぱ安全大事かな」といった意見が出てくる。「本当に、あの、四面楚歌っていう言葉は僕のためにあるんだな」、うなだれるこがけんの姿に笑いが起こりつつも、白熱した議論が展開された。

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写真提供:(C)日テレ

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