使われなくなった昭和家電は今、どこへ?大追跡の末、意外な国で発見!その使用法とは
2025.3.12 10:00
3月10日に『マル日後にわかるホント』が放送され、番組は使われなくなった昭和家電が、どこに運ばれ、どのような人の手に渡っているのかを大調査した。
まず、羽鳥慎一がやってきたのは埼玉県東松山市にある『浜屋』。ここは30年以上国内のリユース品を買い取っており、倉庫の中には懐かしの昭和家電が分類されて置かれている。赤いブラウン管テレビを見て、スタジオの面々は「懐かしい!」と声を上げた。番組は、赤いブラウン管テレビを含めた3つの品を追跡することに。

テレビは追跡3日目で移動し始め、東京を経由して横浜港まで運ばれた。その後、船に積み替えられて出航し、フィリピンを通過してシンガポール港に停泊。4日後には再び出航し、ついに50日目にドバイにある中東最大の港、ジュベル・アリ港まで運ばれた。予想外の行き先に、スタジオからも「ドバイ!?」と驚きの声が上がる。GPSを辿ると、テレビは港から隣のアラブ首長国連邦のシャルジャに移動したため、番組スタッフもそれを追って移動することになった。
ドバイ・マリーナはほとんど高層マンションで埋め尽くされているが、27年前までそこは砂漠だったという。海水をひき、運河を作り、高層ビルを建設したことでドバイは今では世界を代表する近未来都市になった。
スタッフがたどり着いたのは、シャルジャにある高級住宅街。スタッフが、GPSが示す大きな家をノックして現れたのは、シャルジャのテレビ局で働いていたというハセンさんだ。家に入ると、まずはハセンさんのコレクションである200個ほどのアンティーク時計がお出迎え。その中の多くが日本製のものであった。ポケモンが描かれた時計を見たスタッフが、ハセンさんの息子・ムサップくんに「ポケモンとか日本のアニメも人気なんですか?」と尋ねると、「YES」という答えが。ドラえもんやワンピースも知っているという。しかし、スタッフが「くりぃむしちゅー」と言うと「NO」と断言したため、VTRを見ていたお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也、有田哲平は「知るわけあるか!」とツッこみ、スタジオは笑いに包まれた。

そして追ってきた赤いテレビは、アラブ独特の客間“マジリス”にインテリアとして置かれていた。ハセンさんはテレビをアンティークショップで、約8000円で買ったのだという。スタッフが「動かなくてもいいんですか?」と尋ねると、ハセンさんは「動いていたら嬉しい。動いていなくてもインテリアにいい」と満足していることを明かした。
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