宮野真守「台本が手汗でビチョビチョだったと聞きました」古川慎が大先輩・○○との共演に緊張?

2025.3.11 16:15

渡辺信一郎監督の最新作、オリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』の先行上映会に、宮野真守、古川慎、内田雄馬が登壇し、作品の魅力や、アフレコ現場でのエピソードを披露した。

早速、今回上映となった第1話の映像の感想を聞くと、キャスト陣それぞれの視点から捉える作品の魅力が紹介された。宮野真守は、「日本人が作る最高峰のエンタテインメントだと思いました。世界に誇れるような作品が作られたと興奮しました。演出面や音楽も素晴らしく、この作品が皆さんに届くと思うとワクワクします。」とコメント。

古川慎は、「1話は物語の世界観を説明するイントロダクションの要素が強いのですが、それにしてもアクションが凄いですし、謎をはらみ過ぎて……。これが劇場版ではなく、TVアニメのオンエアとは。とてつもないことをするな!と感じました。」と興奮気味に語る。

内田雄馬は「アクションが満載なのですが、現実的な要素も大切にしています。問題の提起自体も、自分たちに刺さるものがある。パルクールの動きも現実みのある要素を取り入れています。渡辺監督がリアルに感じたことを、作品の中に入れている面白さがあります。」と紹介。

宮野真守さん写真
宮野真守

また、本作は、ロードムービーのように色々な場所で、様々な事件を解決していく物語となり、一話一話、違ったテイストで楽しめるところも作品の特色と語る。クセの強いキャラクターが続々登場するので、そこも楽しみにしてほしいと物語のポイントを紹介した。

映像面での見どころはもちろん、まるで海外ドラマのような雰囲気があるのも『LAZARUS ラザロ』ならではの要素。そんな本作のアフレコについて宮野は「お芝居の方向性も生っぽさを重視しているのですが、実際の映像を観て、自分でも聴いたことがないような声に、“こんなお芝居ができるんだ!”と感じました。」とコメント。「アニメではなかなかしないようなお芝居の演じ方だった。」と続けると、他のキャスト陣も一斉にうなずいた。「もっと声を抑えてもいいという監督からのディレクションを受けて、生っぽく演じたら、それがすごくリアリティがあり、質感のある映像となっていた。」とアフレコ面での特徴を語った。

古川慎さん写真
古川 慎

作品に参加されているキャストの中では、「林原めぐみさんの演技に触発されました。」と古川が語ると、宮野が「すごく緊張していたよね?1話の台本が手汗でビチョビチョだったと聞きました。」とコメントし、会場が笑いに包まれた。そんな林原の印象について、宮野は「現場でも、『LAZARUS ラザロ』や、役の世界観の中のように接してくださるのが林原さんの素敵なところです。今回の役(ラザロの指揮官・ハーシュ役)は、最初は謎めいた存在ですが、色々な展開があり、役同様に、林原さんの現場でのコミュニケーションも変わってきたように感じている。」と、緊張感に包まれながらも、刺激的な現場の雰囲気を伝えた。

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