大谷翔平「長嶋さんから空振り取りたい」“ミスター・プロ野球”長嶋茂雄と“夢の対決”果たす
2025.3.11 04:00
米・メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平がセコムのアンバサダーに就任し、新CMに出演。CGで再現された現役時代の長嶋茂雄と対峙した。
新CMにはアメリカで活躍を続ける大谷翔平と、セコムのアンバサダーを35年間務めてきた長嶋茂雄が登場。ピッチャーマウンドに立つ大谷を、CGで再現された現役時代の長嶋がバッターボックスで迎えて対峙。海外で活躍する大谷と、かつて海外から移籍の打診を受けた長嶋による夢の対決が実現した。今回、長嶋のCGは、様々な過去資料のなかから本人の意見をもとに当時の勇姿をベースに制作。
メイキングでは久しぶりにマウンドに立つ大谷の姿も。インタビューでは長嶋茂雄とのエピソードや久々にマウンドに立った感触を語った。
大谷翔平 インタビュー
――挑戦を続ける大谷選手にとって「安心」とは?

今年初めて家庭を持って臨んだシーズンだったので、挑戦という意味では、毎日球場に行って、自分なりの挑戦をして帰ってきて…。やっぱり家が僕にとって安心できる場所なのかなと思うので。両極端ではないですけど、バランスというか、今年はそういう意味でも素晴らしいシーズンだったなと思います。
――長嶋さんとの夢の共演企画を聞いたときどう思いましたか
うれしかったですね。日本のプロ野球といえば長嶋茂雄さんだと思いますし、僕がはじめてプロ野球の試合を見たのも東京ドームなので、ずっと看板もあった。松井さんの試合もテレビでよく見ていましたし、よく映る場所なので。やっぱりうれしかったですね。
――長嶋選手がメジャーリーグからオファーが来ていたことについて
一野球ファンとして、見てみたかったなと思います。僕は今(メジャーリーグで)プレーできていますけど、僕よりも前に活躍していたプロ野球の選手たちがメジャーリーグに来たときにどういうプレーを見れるのかなというのは、ファンとして見てみたいですね。
――長嶋さんの印象・エピソードについて
何回か食事もさせていただきましたし、インタビューのような対談もあったので、初めて見たときは大きいなと思いました。その時も入院など大変な時期だったと思うんですけど、第一印象は、同世代の方よりも一回りも二回りも大きく、オーラを感じました。
――もしも長嶋さんと対決できるならどうやって抑えますか
自分の一番いい球をチョイスしていくとは思うんですけど、空振りを奪って、ヘルメットが落ちる様子をマウンドから見られたら最高なんじゃないかなと思います。真っ直ぐもそうですけど、その時代はスプリットとかフォーク系のボールはまだないと思うので、投げた時にどういう反応をするのか興味がありますね。

――久々のマウンドの感触はどうでしたか?
懐かしかったですね。(マウンドに)長い間立っていないので以前もそのような期間がありましたけど、またその期間を経て、「またか」と思うところもあれば、ようやく立てるなという思いもありますし、本当に実践に近いほぼ何も変わらなかったのでちょっとびっくりしましたけど、久々な感覚がありましたね。