『相続探偵』7話 灰江(赤楚衛二)が隠し子騒動に挑む 次週に続く不穏な展開に「まだまだ何かある」「嫌な予感」
2025.3.10 17:30灰江は、自称・隠し子の7人からDNAの取れそうなものをもらおうとするが、悪戦苦闘する。なんとその7人は皆、刑務所に入っていたことのある悪党ばかりで…!激しい格闘の末、なんとか髪の毛やたばこの吸い殻をもらって持ち帰るのだった。
DNA鑑定をすると、誰1人として薮内との親子関係が証明された者はいなかった。ならば羽毛田が裏撮りしたという、DNAは誰のものなのか―。唯一の手掛かりは、自称・隠し子の7人が同じ時期、同じ刑務所に服役していたということだけだった。
当時の受刑者リストを入手するも、その中に、薮内の親族や関係者はいない。すると令子がボソッとつぶやく。「教授に双子の兄弟とかいれば、話が早いのにな」。そう、一卵性双生児ならばDNAは同じ。それを聞いた灰江は、何かをひらめく。その昔、地域によっては双子が生まれると演技が悪いとされ、1人を他人に譲り、実の子として出生届を出していたという。もしかして薮内にも双子の兄弟がいたのかもしれない―。改めて受刑者リストを見ると、薮内と同じ生年月日の郷田蜆を発見する。その顔は薮内にそっくりで―。
灰江たちは郷田が入院する病院を訪れる。郷田は自分と薮内が双子であることを認め、壮絶な生い立ちを語り始める。薮内と違い苦労した日々を送った郷田は、薮内に恨みを持ち、亡くなったと知ると、今こそ復讐(ふくしゅう)の時だと思い立ったのだった。そして、ウソの隠し子騒動をでっち上げた…。裁判でDNA検査を受ければウソがバレるということはわかっていたが、郷田の目的は薮内の名誉を傷付けること、ただそれだけだったのだ。
