失恋1人旅の女性の心を癒したのは、出雲市民が神と崇める出雲そば・荒木屋「いいですね、サステナブル」

2025.3.10 12:40

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が3月1日に放送。出雲の人々が神と崇める荒木屋の神・そばを紹介した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。島根県出雲市で声をかけた88歳の地元女性の神は、近くにある出雲そば荒木屋(島根県出雲市大社町杵築東)。実はそばが嫌いだという女性だが、ほんとあそこのそば食べたら他所のが食べられない。出汁がいい」というくらい。他の出雲市民に聞いても、口々に荒木屋の名を口にする。そんな出雲市民が神と崇める荒木屋とは…?

出雲そば荒木屋

スタッフがオープン30分前の10時半に行ってみると、店の前にはすでに行列が!駐車場を見ても全国各地からお客さんが集まっている。そんな中、山形から5時間以上かけて出雲に1人旅中の25歳の女性・梁瀬さんと遭遇。食べているところを撮らせてもらいたいとお願いすると快くOKしてくれた。店内に入ると、荒木屋の店主・濱村裕昭さんが出迎えてくれた。創業は天明年間。江戸時代から240年以上の歴史を持ち出雲市内では1番の老舗店だ。

梁瀬さんの注文した割子三代そば

金融系の会社に勤める25歳の梁瀬さん、そもそもなぜ出雲にひとり旅に来たのか?「ざっくりいうと失恋。自分の目が信じられなくなって」という言葉に、感心するヒロミ。「なるほど、そういうことで1人旅って出るんだね。俺も出よう、1人旅!」と1人旅に憧れるヒロミ。そこへ梁瀬さんが注文した荒木屋1番人気の割子三代そばが到着。出雲に古くから伝わる丸くて小さい器「割子(わりご)」が三段重ねになっており、1段目に卵、2段目にとろろ、3段目はそばだけが入っている。

くせの少ない出汁がとれる出雲産うるめ鰯(いわし)

地元民大絶賛のそばつゆには甘味があり、くせの少ない出汁がとれる出雲産のうるめ鰯(いわし)を使用。乾燥させたうるめ鰯(いわし)の頭と内臓をとり、粉末状にして出汁をとる。そのほか、企業ヒミツの数種類の出汁やしょうゆなどを混ぜ、創業当時から変わらない味を作り上げている。店員さんにおすすめされた、薬味を少しずつ乗せ、出汁を『の』の字を書くようにかけて食べると「おいしいです。細いからツルツルいけますね。さっぱりしている。麺が違うのか」と梁瀬さん。

出汁を『の』の字を書くようにかけて食べるのがおすすめ

もちろん、そばにもこだわりが。一般的な「二八そば」と言えば、小麦粉2割に対しそば粉8割。しかし、荒木屋は、小麦粉2割に対しそば粉10割の「外二(そとに)」と呼ばれる「二八そば」。そんな厳選したそば粉で作った出雲そば特有の食べ方が、余ったそばつゆは下にかけていく!

余ったそばつゆは下にかけていくのが出雲そば

そして締めは、出汁をそば湯で割る!「優しい味ですね。いいですねサステナブル。全部きれいにみたいな」「よかったです、1人で食べることにならなくて」と梁瀬さん。それを聞いたヒロミは「1人で食べなくてよかったっていうあの子、良い子だと思う」と改めて感心。1人旅に憧れているヒロミは、孝太郎に「どうする?一緒に行く?」と誘うが「それじゃあ1人旅じゃないじゃん」と自分で突っ込みスタジオは笑いに包まれた。

【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!

写真提供:(C)日テレ

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル