次世代日本人アーティスト11人に選出された注目の陶芸家の紡ぎ出す世界に、ヒロミ＆孝太郎も感嘆「この人に会いたいな～」

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー！マイゴッド！私だけの神様、教えます』が3月1日に放送。ヒロミと孝太郎が陶芸家・安藤由香さんの紡ぎ出す世界に酔いしれた。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・新宿で声をかけたフリーの建築士の男性の神様は、陶芸家の安藤由香さん。安藤さんのインスタグラムに、富山県の海の景色がきれいなグラデーションになっているのを見た男性。富山県出身の彼は、「ここからこんな優しい色の器を作ってらっしゃるんだなっていうので、とても感動して、純粋に好きだなって、惚れちゃった」という男性。

安藤さんは2023年「VOGUE LIVING」ポーランド版で、次世代日本人アーティスト11人に選出された注目の陶芸家。作品最大の特徴は、富山の自然を表現したという色づかい。一般的に磁器は主に石を主原料としていて、ガラス成分の珪石、ガラスを熔（と）かす成分の長石、そして粘土でできているが、安藤さんは粘土の代わりに花坂陶石（はなさかとうせき）といわれる希少な石から取り出した粘土を使うことで、色付け前の器を普通より白っぽい色合いで作り出す。そうすることで、その後の色付けがより繊細に調整できるという。

そこに、着色剤を混ぜた釉薬（ゆうやく）をコンプレッサーで多い時は４回も重ね付け。しかし、この段階では、まだどんな色になるかわからない。色付けした磁器を電気窯で焼き上げると… 、美しいグレーの色味に。

「焼き上がるまでどんな色になるのかわからないという不安はありますが、窯から出た時に思っていた以上の色が出た時はすごくうれしいです」と語る安藤さん。ヒロミも「そうなんだよ。出来上がった時にどういうのができあがるかっていうのがね」と共感。「この人に会いたいな～」と安藤さんが紡ぎ出す美しい世界に酔いしれるヒロミと孝太郎だった。

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写真提供：（C）日テレ