King & Prince髙橋海人「なんかに似てる気がする」縄文時代の主食・ドングリクッキーの再現に挑戦!7000年前のルーツを感じる味に感動
2025.3.11 09:45
King & Princeの永瀬廉と髙橋海人の2人がMCを務める『キントレ』が3月8日に放送され、髙橋がお笑いコンビ・野生爆弾のくっきー!とともに、世界最古のクッキーづくりに挑戦し、約7000年前の食卓の味を再現した。この番組はお金にまつわる疑問を体当たりで解決し、人生に必要なお金の感覚を養っていく新経済バラエティー。
『最古クッキング』は、現存するレシピなどから最古の味を再現し、それを現代に再現するといくらかかるのか検証していく人気コーナー。今回再現する縄文時代のクッキーは、当時の人々の主食だったといわれるドングリを使ったもの。ドングリは、本格的な稲作が始まっていなかったこの時期に、現代でいう米やパンのようなメインフードだったという。さらに今回は、土器の発明によって調理が可能になった当時のスープも作り、かつての食卓を再現した。
早速、専門家の指導のもとクッキーに使うドングリの収穫に挑んだ2人。そもそもドングリとは、ブナ科植物になる木の実の総称で、栗などもそのひとつだという。今回は、縄文時代から食用とされていた、アクが少なくほのかな甘味が特徴のスダジイを使用することとなった。
森に入りドングリを採集した2人は、このあとクッキーに使うそのほかの食材も調達。山芋の中でも、当時の人々が口にしていたものに近い品種として大和芋を掘り出したほか、栗やくるみ、さらには在来種が集めたハチミツや、ニワトリが導入されていない時代に合わせるため、アイガモの卵などを用意。
スープに使う材料も、せりやごぼうなどの山菜のほか、出汁(だし)となるアサリやシジミ、昆布、さらには具材として縄文時代から食べられていたニホンイノシシのバラ肉や、ニホンジカの肩肉が用意された。
まずはスープづくりにとりかかった髙橋は、縄文時代以前の旧石器時代から使われていた黒曜石のナイフでジビエをカット。確実に肉を断つ天然石の切れ味に「すごい、結構感動するわ」と驚いた。
そのほかの食材の下準備も終え、続いては人生初の火おこしに挑戦する髙橋。棒を回転させることで木の板を削り、摩擦(まさつ)熱で火種を作るという当時の技術に取り組むが、安定して力を加えることができず、思うように火種ができない。
開始から5分で煙が出るようにはなったものの、火にまで成長することはなく、開始から30分が経過したところで、見かねたくっきー!がライターで火をつけた。
クッキーづくりでは、ドングリを石ですりつぶし、大和芋や卵のつなぎで生地を形成。当時の道具を使いながらの作業は手間もかかり、くっきー!は「現代の道具ってよくできてんな」と、現代の道具の便利さに感心した。