見取り図・盛山晋太郎「自宅の中で遊牧民を再現してる…」群馬県・高崎市にある“9”の字の形をした住宅…そのワケとは
2025.3.7 11:45続いて藤井は2階部分へ。“9”の字の輪の上の部分は子供たちのための部屋になっていた。そして問題の棒の部分。間取り図上で10個ずらっと並んでいた長方形はいったい何を意味するのか。その場所まで行ってみるとそこにあったのは単なる階段。両サイドは普通の壁のように見えるが、ご主人が「ちょっとお待ちくださいね」と一旦上に上がると、階段を降りながら壁を次々と開いていく。実はこの壁の奥が収納になっていたのだ。ここには日用品や衣類、非常食などがびっしりと収納されていた。
そして最後に残った謎が棒の先端部分。そこは階段を上った先にあり、一目見た藤井も「これは素晴らしい!」と大絶賛。ご主人も「我が家自慢の場所です」と語るその場所には、全面ガラス張りの窓から高崎市内を一望する絶景が広がっていた。問題は窓の外にせり出した壁の長さが左右で違うこと。これはこの家の立地に関連していた。窓の正面が真南にあたり、たくさん日の光が入るようになっているが、ご主人は「夏の暑い西日を入れたくなかった」という。そこで、西側の部分の壁を伸ばし、朝日や昼間の光は効果的に家の中に入れつつ、暑い西日だけをシャットアウトするためこのような形になっていたのだ。
ちなみにこのお宅にはそれぞれ寝室というものがないため、“家の中のどこで寝ても良い”と言うルールがあるのだそう。その日の気分や天候などに応じて、自分で布団を敷いて好きな場所で寝るのだという。このルールを聞いたMCの見取り図・盛山晋太郎は「自宅の中で遊牧民を再現してるみたいやね」と驚いていた。
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写真提供:(C) 日テレ
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