津軽弁の日常会話はフランス語に聞こえる？　雪の青森・外ヶ浜町蟹田地区での『ダーツの旅』

3月5日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて！』の恒例企画『日本列島ダーツの旅』では、青森県蟹田町（現・外ヶ浜町蟹田地区）を訪問。

大雪が積もった町の中を走っていると、何やら機械を使って作業している“第一町人”が。この方が使っていたのは積もった雪を崩して遠くに飛ばす機械で、目の前で実演してみせてもらうとなかなかの迫力。作業音もかなり大きいため、スタッフが呼びかける声も最初は全然聞こえていなかったそう。しかし「何してるんですか？」と言うスタッフの声を聞いてこの方は「ハッと思った」という。「ダーツの旅、最初くるじゃん。第一町人発見のとき“何されてるんですか？”っていう。ハッ！と思ったの」と、あのセリフだけでダーツの旅だと確信を得ていたというのだ。「やられたと思ったよ～」と言いながらも良い笑顔を見せてくれていた。

雪の中で遊んでいる風の親子に声をかけてみると、「宝探し（をしている）」という。だが「みかんとチョコレートを隠して探させたんですけど、無くなりました！」と、あまりの雪で隠していた場所を見失ってしまったという。子供が雪遊びをする横で、スコップを使ってあちこちの雪を掘りまくり、隠したみかんとチョコレートを探すお父さん。そして「あった！」と見つけたのはチョコレートの入った小さな包み。この雪の中でこのチョコレートを探すのは確かに至難の業だ。チョコレートは見つかったものの結局みかんは見つからず、子供から「今度から見つけようね！」「見つけなかったらパパの罰だからね！」と厳しいコメントが。それでも庭に作った特製のゲレンデで一緒にそり遊びをする親子はやはり楽しそう。「何もないなりにも楽しいこともあったんで、それで家建てて…」と、新築の家を指さすお父さん。実はこの方、板金業を営む社長さんで、自宅の壁と屋根は自分で作ったのだという。「都会に出ようとは思いませんでしたか？」という質問に、出稼ぎで東京に行っていたというお父さん。「若い頃だったんで、結局行っても金貯まんねーな。誘惑多すぎて…」と昔を振り返っていた。ちなみに「蟹田は誘惑ないですか？」と聞いてみると「嫁の誘惑ぐらいですね」と笑っていた。