カズレーザー 家の中に大量発生する“カビクライシス”の原因は最新の建築事情にあった?高断熱高気密な住宅が抱える思わぬ落とし穴とは

2025.3.5 10:15

換気扇だけを使った換気のデメリットとしては、室内と外との吸排気のバランスが崩れることで生じる室内の気圧低下もあるそうで、ベタベタした外気が気圧の低い室内に引き込まれてしまう問題は、窓を使った換気によって解消されるほか、エアコンで部屋を冷やしすぎないために設定温度を25度以下にしないなどの工夫も効果があるのだとか。

ここでゲストの竹内由恵が「エアコンつけてるとき、やっぱ窓を開けるのが心理的に嫌だなってなっちゃう」とコメントすると、長井氏は「トイレの窓とか影響ないところの窓を開けてあげると、気圧の差が解消します」とアドバイスした。

竹内由恵

さらにカビクライシスは、建物の間取りによっても引き起こされる場合があり、長井氏は2階建てなどの一軒家では、上層階にリビングを設置すると、そこを適温まで冷やす過程で冷たい空気が1階に降り、その床がより冷たくなっている可能性があると指摘。そこに床下から侵入した湿度の高い空気が交わることで、カビのもとになる結露が発生する原因になるという。

基本的な対策としては、上層階の室温を管理することや、吹き抜け階段などの途中にサーキュレーターを置き、冷たい空気が1階に降りるのを防ぐことがおすすめなのだそうだ。

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写真提供:(C)日テレ

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