“女らしさだよこれが”を主に男性が決めてしまう日本 漫画家・瀧波ユカリ「政治家の人達が男性が圧倒的に多いっていうことが問題」
2025.3.5 09:45さらに山崎が「低容量ピルの話とかも、避妊のための緊急のピルとかも、“薬局で買えるようにしてほしい”っていう話とかずっとあるのに、いつまでも検討してるから。でも男性にとって有利なバイアグラの認可とかは、半年でサクっと決まったりとか」と怒りの声を上げると、漫画家の瀧波ユカリが「日本の政治家の人達が、男性が圧倒的に多いっていうことが問題ですよね」と指摘。

続けて、「衆議院の女性の比率が確か15.7%、今。とすると、女性が困ってることとか、“こうしてほしい”っていうことが、そこに想像力が働かない人たちの方が多くなってしまうっていうことですよね。どうしても(想像力が)働かないんだったら、“その決定する場に女の人をもっと入れてよ”って思いますね」と指摘し、一同納得。
それを受けてスウェーデン出身のLiLiCoも、「スウェーデンの政治家は、(男女比ほぼ)50:50で、女性の議員もたくさんいるので」と切り出し、「だからそういうふうに、ちゃんとお互いの意見を聞くっていうのが一番大事なことなので。“女性がどんどん入れば変わるんだよ”っていうことを、どこかでみんなが理解してくれれば」と考えを明かした。

そしてファーストサマーウイカも、「私もホテルで働いたことがあったんですけど、やっぱり女性はね、“パンプス義務”みたいなね。でも8〜10 時間立ちっぱなしなわけですよ。重いものも運ぶし」と話し始め、「履きたい人はもちろん履いていい。足をキレイに見せたい人もいるだろうから。でも“選べてもいいじゃない”って。“ペタンコでもOK。どっちでもいいよ”っていう選択肢がほしい」と、実体験を元に、女性がハイヒール着用を義務づけられることに抗議する運動“#KuToo”を紹介。
すると上田は、「むしろ、ホテルとか CA さんもそうだけど、お客さんのために働きやすい靴の方が、お客さんも助かるよね、そっちの方がね」と声をあげ、続けて瀧波は「これ本当、フェミニズムのど真ん中の話なんですよね。“これが女らしさだっていう押し付けはやめてほしい”っていう」と反応。さらに「その“女らしさだよこれが”っていうのが、主に男性が決めてしまう。“女性はヒールを履きなさい”とかね。“それは嫌だよ”っていうのがフェミニズムって考えると怖くないですよね?」と考えを明かし、フェミニズムについて理解を深める夜となった。
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