広瀬すず＆杉咲花＆清原果耶「3人が1つの画面にいる幸福感」　映画『片思い世界』完成報告イベント

◆「3人が1つの画面にいる幸福感」

まだ誰も見たことのない、究極の片思いを描いている本作に込められた思いについて、広瀬は「お芝居を通して現場で2人といた時間がとても幸せだったし、楽しくて仕方なかったです。そこにあるノスタルジーの暖かさとか優しさがある中で、小さな希望を信じてみたくなるような作品だと思います」と作品についてコメントした。

杉咲は「撮影中はプレッシャーから食事も喉を通らない時がありました。見ていて苦しくなるようなシーンもあると思うんですけど、見てくださった方々が、その先で温かいものを受け取ったのかなって感じられるとほっとすると思います。小さな明かりがずっと灯り続けているような感覚があるので、その感覚を受け取ってもらえたら嬉しいなと思います」と語った。

清原は「誰かを思う気持ちや、場所や物など、片思い先が人それぞれでいいと思うんですけど、その思いが全部優しさに還元されたら、こういう作品が生まれるのかなと考えたことがあります。その柔らかさや暖かさが自分を癒して、大切な誰かを守る気持ちになっていったらいいなと思います」と、自身の考えを述べた。

土井監督は、「この『片思い世界』というタイトルに、色んな思いがこもっています」とタイトルについて語り、続けて「3人が1つの画面の中にいる時の幸福感がすごいです。彼女たちが生き生きとしていればいるほどと、切なくなる感覚になります。3人が一緒にいることで、新しい強い力が生まれている映画になってると思います」と3人の映像の力強さをアピールした。

映画『片思い世界』4月4日（金）TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開
配給：東京テアトル、リトルモア

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