異色のピアニスト・角野隼斗が明かす人生最大の挫折「虚無感ですかね」失意の傷心旅行の最中で届いた運命を変える一通のメールとは

2025.3.3 12:20
ピアニスト・角野隼斗

ピアニストの角野隼斗(すみの はやと)が、1日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。かつて経験した最大の挫折と、そこから立ち直ったきっかけを明かした。

世界的に活躍するクラシックピアニストでありながら、YouTubeでは“砕けた遊び”を表現するべく“かてぃん”名義で活動する角野。開成中学校・高等学校から東京大学、さらには大学院へと進んだ異色の経歴を持つ。そんな角野に番組MCの山本舞香は「挫折とかって経験あるんですか?」とたずねると、「一番辛かったのは….」と4年ほど前に経験した苦い思い出を語った。

大学院生として研究にも打ち込むかたわら、2018年に国内最大級のピアノコンクールである『ピティナ・ピアノコンペティション』で特級グランプリを受賞した角野は、その後YouTubeでの活動にも注目が集まり、本格的に音楽の道に進む決意を固める。

しかしその矢先、世界的ピアニストの登竜門とされている『ショパン国際ピアノコンクール』で思うような結果を残せず、セミファイナルで敗れてしまったのだとか。

すでに国内で有名になっていた角野だったが「その状態でコンクールを受けるということは、本当に怖いことなんですよね、過剰に注目されるし」と、かえってプレッシャーを感じていたそうで、まさかの結果を「虚無感ですかね」と受け入れられなかったという。

その後、傷心旅行としてヨーロッパを巡った角野だったが、その間にも各地の音楽家と交流を図り、飛び入りでコンサートに参加するなど、身近に音楽があったそうだ。

すると、旅の最中にベルリンから思いがけないオファーが届く。

1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル