異色のピアニスト・角野隼斗が明かす人生最大の挫折「虚無感ですかね」失意の傷心旅行の最中で届いた運命を変える一通のメールとは
2025.3.3 12:20角野に連絡をしてきたのは、クラシックの世界的名門レーベル『ソニー・クラシカル』のプロデューサーであるアレクサンダー・ブール。ショパン国際コンクールの予選で角野の演奏を聞いたブールは、「周りと違うなと感じました」と角野へのコンタクトを試みたという。
しかし連絡先がわからなかったブールは、最終的にインスタグラムのDMで角野にメッセージを送ったのだとか。角野は「初めて読んだ時は詐欺だと思いました」と驚いたという。仰天のエピソードに、番組MCの今田耕司は「なんとか連絡を取りたいっていう熱意があったっていうことですよね」とコメントした。
思うような結果は出せなかったものの、挑戦の舞台に立ったからこそ自らの個性を信じてくれる人に出会えた。角野はこの出会いによって、海外公演の機会が飛躍的に増えたそうだ。
角野は、「僕は2つの側面があって」と角野隼斗とかてぃんという異なる活動について言及。「世の中の人は、その間にいる僕をどちらかのボックスにはめようとするわけですよね」とした一方で「でもそうじゃない、ボックスの間の縁に立っているということが自分のユニークさ」と続けた。
最後に、挫折から立ち直るきっかけを与え、今なお挑戦の舞台が待つベルリンについて、角野は「ピアニストとしても音楽家としても、とても大事な場所になりました」と語り、番組を締めっくった。
【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!
写真提供:(C)日テレ
1 2