ピアニスト・角野隼斗 「自分というフィルターを通して」ベルリンの壁の前で作曲法とインスピレーションについて言及

2025.3.3 07:45
角野隼斗の写真

ピアニストの角野隼斗が、1日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。作曲家としても活躍する、自らの制作活動にまつわるインスピレーションについて語った。

世界的に活躍するクラシックピアニストでありながら、YouTubeでは“砕けた遊び”を表現するべく『かてぃん』名義で活動する角野が今回訪れたのは、ドイツの首都・ベルリン。番組では、角野が音楽の聖地とも呼ばれる街の権威ある音楽ホールで、リサイタルデビューを果たす姿に密着した。

角野にとって、今回が6度目となるベルリン訪問だったが、「結局時間があんまり無かったりするんで」と意外にも観光をした経験はほとんどないという。

そんな角野が今回の訪問で初めて向かったのは、ベルリンの壁の一部を利用して世界各国のアーティストが壁画を描いた作品群『イーストサイドギャラリー』。その迫力に「これは記憶には残る」と心を動かされつつ、自らの制作活動について言及した。

「自分が見て聞いて感じたものが、自分というフィルターを通してまた出てくる」とコメントした角野は、音楽以外から楽曲制作のインスピレーションを受けるようにしているとした。

事実、今回の訪問で行われたリサイタルで披露した、自身のオリジナル曲『Human Universe』は、古代ギリシャの人々による音楽は科学の一部という考え方をコンセプトにしているそうで、この曲が11拍子で構成されている理由を「宇宙は11次元から成り立っているという理論からアイデアを得ました」と説明した。

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