角野隼斗「何もつかむものが無くなってしまうような」華麗な経歴を持つ異色ピアニストが感じた、人生最大の挫折と運命を切り拓いた1通のメール
2025.3.1 10:30
3月1日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』には、ピアニストの角野隼斗が登場。音楽の聖地・ベルリンフィルハーモニーでのリサイタルデビューに密着し、栄光と挫折の経歴をたどる。
世界的に活躍する本格的なクラシックピアニストでありながら、YouTubeでは“様々なジャンルや遊び”を取り入れた表現する『Cateen かてぃん』名義でも活動する角野。今回はドイツ・ベルリンの名門・ベルリンフィルハーモニーの室内楽ホールでのリサイタルに密着。ステージ上には2台のピアノが用意され、工夫の凝らされたステージ演出が耳の肥えた聴衆をうならせる。
これまで何度かベルリンを訪れているものの、観光はほとんどしてこなかったという角野は、ベルリンの壁の一部を利用し世界各国のアーティストが壁画を描いた“イーストサイドギャラリー”を訪問。そこでは「自分が見て聞いて感じたものが自分というフィルターを通してまた出てくる」と、自身の作曲活動にまつわるインスピレーションを語る。
開成中学校・高等学校から東京大学、さらには大学院へと進んだ角野。番組司会の山本舞香から、「挫折とかの経験って?」とたずねられるほど華麗な経歴を持つが、2021年に出場したショパン国際ピアノコンクールでは、“人生最大の挫折”を味わったという。
日本で脚光を浴びるなかで直面した挫折を前に、傷心旅行に出かけた角野だったが、その間もあえて音楽に触れ続けたのだとか。その最中、ベルリンから寄せられたとあるオファーが角野の人生を大きく動かすこととなる。自らの個性を信じてくれた人が語った、角野の魅力とは。
“角野隼斗”と“かてぃん”という2つの側面を持ちながら、その両面の縁に立っていることが自らのユニークさだと語る角野。番組の最後には、挫折の直後に作ったというオリジナル曲『胎動』を生演奏し、番組司会の今田耕司と山本舞香も思わず聞き惚れる。
角野隼斗が出演する『アナザースカイ』は、日本テレビ系にて今夜11時から放送