油断できない食物アレルギー…突然の発症“コップ理論”は正しい? アレルギー専門医「あふれなくてもなる方はなります」
2025.2.27 11:20それを受けて、先生は「これは“花粉食物アレルギー症候群”と言って、ハンノキ、そのグループにシラカンバも入ってるんですね」と話し始め、「これらの花粉症になると、バラ科の果物がダメになったり、その他の、例えば豆乳、マメ科だったりとか、花粉のタンパク質とそっくりな構造がそれらの果物、野菜にあるので。“また花粉が来た”と思って、攻撃をし始めて、アレルギーを発症するんですね」と解説。

その対処法として、「このグループは、基本的には加熱をすれば食べられるパターンが多いので」と説明すると、スタジオからは驚きの声が上がり、LiLiCoは「だから、カレーの中のにんじんは大丈夫」と納得の様子。
そこで上田は、「聞いたことがあるのが、さっきの小島さんみたいにね、“さくらんぼ好きで、いっぱい食べてたら発症しちゃった”みたいな。昔からよく言うじゃないですか、コップみたいなのがあって、それからあふれちゃったら、もう花粉症発症みたいなね」と話題を振ると、千貫先生は「コップ理論ですよね。それはもう極めて有名だったんですけど、最近の考え方はそうではなくて」と回答。続けて、「“これ以上食べたから”という考え方が、昔は主流だったんですけど。基本的には我々の免疫がどう捉えるかなので、コップからあふれなくてもなる方はなります」と解説し、アレルギーについて理解を深める夜となった。
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