カズレーザー　「乾燥肌の原因は空気の乾燥だけじゃない」意外な原因は生まれた環境で決まるという肌の真実

ではマイクロバイオームはどのように形成されるのか。野嶽氏は出生時の環境・人で決まると説明した。生まれたばかりの赤ちゃんは誰もが無菌状態であるといい、この時はまだ、マイクロバイオームは形成されていない。しかし生まれたときに抱きかかえられた人など、周囲から徐々に菌が移ってくるのだといい、これは虫歯菌が子どもに移る話によく似ているという。

そのため、たとえば赤ちゃんに接触する人の肌がきれいであれば、赤ちゃんの肌にもきれいな肌になるマイクロバイオームが形成される可能性もあるとのことだが、成長したあとから環境を変えるのは難しいという。

椛島が「生まれつき悪玉菌を多く持ってしまった人って、どうしてもあらがえないのか、気になります」と語り、オカリナも「美肌菌をざぶっとかぶってくっつく、ということはできないんですか？」と質問をするも、野嶽氏はすでに形成されているマイクロバイオームを劇的に変えることはできないと回答した。

しかし自分の肌に住む善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす生活習慣を取り入れることで、菌のバランスを整えることはできるとのこと。野嶽氏はほかにも美肌菌を増やすスプレーなどは、吹き付けたスプレーが落ちるまでは一定の効果が見込まれると解説をした。

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写真提供：（C）日テレ