『劇場版モノノ怪第二章火鼠』公開記念シリーズ第一章『唐傘』の再上映が決定第一章に登場のあの人物が第二章にも…？

2025.2.25 19:00

3月14日（金）の『劇場版モノノ怪第二章火鼠』公開を記念して、2024年に上映されたシリーズ第一章『劇場版モノノ怪唐傘』が3月7日（金）より全国で特別上映されることが決定した。

2006 年に放送された『怪～ayakashi～』の一編「化猫」から派生し、翌年にテレビアニメシリーズとして放送されて以降、根強く愛され続けている『モノノ怪』。謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑（つ）いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語。

3月に新たに公開となる『劇場版モノノ怪第二章火鼠』は、『モノノ怪』の真骨頂（しんこっちょう）である和紙テクスチャを活用した絵巻物のように絢爛豪華（けんらんごうか）な世界観、主人公・薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美はそのままに、物語がさらなる発展と深化を遂げる。

舞台は第一章に続き大奥。世を統べる天子のお世継ぎを巡る家柄同士の謀略（ぼうりゃく）と衝突に焦点を当て、翻弄（ほんろう）される女たちの心に渦巻く葛藤（かっとう）や苦悩（くのう）を一歩踏み込んで描写。業火（ごうか）のごとく燃え上がる情念はやがて異形の存在・モノノ怪を産み落とし……。大奥が再び危機に見舞われるなか、薬売りとモノノ怪の新たな闘いが始まる。

♦第二章公開記念！第一章『唐傘』が特別上映

『劇場版モノノ怪』三部作の第一章として、昨年7月に全国公開された『劇場版モノノ怪唐傘』。この度、『劇場版モノノ怪第二章火鼠』の公開を記念して、3月7日(金)より全国特別上映の実施が決定。

「劇場の環境だからこそ感じられるアトラクション的な映像や音の遊びを入れた」という中村健治監督の言葉通り、唯一無二の映像表現、音楽、そして大奥に生きる女性たちの生き様を描いた濃密な物語が観客を圧倒。20 回以上劇場に足を運んだファンが続出するなど話題を呼んだ。上映劇場は 3 月上旬より作品公式サイトにて発表される。

♦第二章場面写真が新たに公開

第一章『劇場版モノノ怪唐傘』の特別上映を記念して、3月14日(金)公開の『劇場版モノノ怪第二章火鼠』より計6点の新規場面カットが到着した。

この度解禁された場面カットには、神儀の臨場感あふれる戦闘シーンや行灯の穴からこちらを覗く薬売り（CV. 神谷浩史）に加え、第一章に引き続き時田三郎丸（CV.梶裕貴）とアサ（CV.黒沢ともよ）の姿も。三郎丸は天子の寵愛（ちょうあい）を受ける御中臈（おちゅうろう）・フキ（CV.日笠陽子）の弟として再び登場。「唐傘」の悲劇を目の当たりにしたことで、姉に心配のまなざしを向ける。さらに、第一章では新人女中として壮絶な経験をしたアサも再登場。第二章で描かれる彼女の繊細な変化にも注目だ。