“水の都”でのオールロケに高橋一生「ヴェネツィアでしか撮れない、暗い影を感じて」 映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』
2025.2.25 17:15
今年5月に公開される主演・高橋一生の映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』が邦画初のヴェネツィアでのオールロケを敢行し、ロケ地である“水の都”ヴェネツィアの写真が到着した。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴。そんな露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた傑作スピンオフ『岸辺露伴は動かない』。
高橋一生が主演を務めるシリーズの映画最新作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』、5月23日(金)に公開。漫画『岸辺露伴は動かない』シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指(くっし)の人気を誇る伝説的なエピソード『懺悔室』を、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”にて撮影、 映画化を実現した。
♦邦画史上初 全編ヴェネツィアロケ
世界で唯一の海上都市であり、何世紀にもわたって芸術家や旅行者を魅了してきたイタリア・ヴェネツィアは、街全体が世界遺産に登録されている稀有な場所。

本作は、日本映画として初めて、この美しき水の都・ヴェネツィアでのオールロケを敢行。ナポレオンが”ヨーロッパで最も美しい広場”と称したサン・マルコ広場を筆頭に、サン・ロッコ教会、ぺスカリア市場、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、そして原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場など、ヴェネツィアを象徴する名所での大規模ロケを実現。
この幻想的な舞台で、岸辺露伴の新たな物語が紡がれることとなる。通常は映画撮影が許可されない歴史的建造物や、イタリアのルネサンス期を代表する画家ティントレットの絵画など、貴重な文化遺産が本編の随所に登場する。

本作は単なる“観光案内”にとどまらず、ヴェネツィアの持つ複雑な歴史と文化の重層性が、岸辺露伴の物語に新たな深みを与える。かつての海洋共和国としての栄華、数々の戦争、そして繰り返し襲ったペストの記憶。
これらの”影”が、華やかな外観の裏に潜む独特の雰囲気を醸成(じょうせい)し物語の背景として絶妙に機能しており、主人公の岸辺露伴を演じた高橋一生は「ヴェネツィアの空気の中でしか撮れないような、暗い影や霧を画面越しに感じつつ、ソワソワしたりドキドキしたりしてもらえれば、本望です」と語る。

美しく華やかな外観の裏に隠された歴史の重み、迷宮のような水路、そして立ち込める霧。これらが織りなす神秘的なヴェネツィアの魅力が、岸辺露伴の超常的な能力と絡み合い、唯一無二の映像体験を生み出す。まるでヴェネツィアの街に迷い込んだかのような没入感が、観る者の想像を超える驚きと感動をもたらす。

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』
出演:高橋一生 飯豊まりえ
5月23日(金)ロードショー
配給:アスミック・エース