BE:FIRST SHUNTO、“審査する側”を初経験「社長（日高光啓 / SKY-HI）の気持ち、分かったかも（笑）」【タテ読みマンガアワード 2024】

BE:FIRSTのSHUNTOが2月20日（木）、今読んでおきたいタテ読みマンガをユーザー投票で決定する「タテ読みマンガアワード 2024」授賞式にゲスト審査員として登壇。初めて“審査する側”に立ち、「社長（日髙光啓 / SKY-HI）の気持ちも分かった気がしました」と笑顔を見せた。

コミックナタリー主催の「タテ読みマンガアワード 2024」は、2024年12月1日（日）から12月23日（月）までユーザー投票を実施。3部門で、合計投票数は28万票を超えた。国内作品部門は『無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません！』（作者：つるこ。 / SORAJIMA）、海外作品部門は『夫を味方にする方法』（作者： SIRU / Spice&Kitty）、完結済み部門は『氷の城壁』（作者：阿賀沢紅茶）がそれぞれ1位を受賞。授賞式では各部門の上位作品も発表され、1位に輝いた作品の作者や関係者にコミックナタリー編集長・坂本恵 氏からトロフィーが授与された。

今回、「ゲスト審査員特別賞」の一人として参加したSHUNTOはもともと、SKY-HIが設立したマネジメント/レーベル「BMSG」主催によるボーイズグループオーディション「THE FIRST」で2021年にデビュー。MCから「これまで厳しい審査を受けてこられたと思いますが」と振られると、照れくさそうに「はい！」と笑顔。続けて、“審査する側”になったことについては「なんでしょうね…、ちょっと複雑な気持ちなんですかね（笑）」と、オーディション当時を思い返している様子だった。

そんなSHUNTOが選んだ一作【BE:FIRST SHUNTO賞】は、『神血の救世主～0.00000001% を引き当て最強へ～』（作者：江藤俊司 / 疾狼 / 3rd Ie / Studio No9）。“0”が計8つ並ぶユニークなタイトル名を丁寧に読み上げると、「噛（か）まずに言えました。（0の数）めちゃめちゃ気つかってました」とホッとした表情。

トロフィーを受け取った作者の江藤俊司氏は「光栄な賞をいただけて本当にうれしく思っています」と喜びを口にするや否や、「社内のBE:FIRSTファンのみんなの思いを一身に受けてこの場に立っています。SHUNTOから賞をいただけたことを大変光栄に思っております。ありがとうございます！」と、本作を手がけているWEBTOONの制作スタジオ「Studio No.9」に“BESTY（BE:FIRSTのファンネーム）”がいることを告白。これにはSHUNTOもびっくりした様子で、思わずお礼を言いながら何度も頭を下げていた。

『神血の救世主～0.00000001% を引き当て最強へ～』は、イジメられっ子の主人公・有明透晴が、既存の金・銀・銅のどれでもない“虹”ランクのプレイヤーに選ばれ、手に入れた血液を自在に操るスキルを駆使して戦い続ける日々の中、徐々に世界を救う存在・“救世主”としての頭角をあらわしていく現代バトルファンタジー。

本作を選んだポイントについてSHUNTOは、「説明文」と表現。「絵以上に想像をかき立てられるような、吸い込まれるような要素が好きになった理由の一つ。『この思考の時間は0.01秒だ』みたいな説明も、あっ！この時間でやってんだって、結構好きなタイプなので（笑）」と、“バトル物”が好きなSHUNTOらしい理由を明かした。

イベントの終わりに、改めて“審査する側”のオファーを受けたときの気持ちを聞かれたSHUNTOは、「自分が普段読んでいるタテ読みマンガのこういう場に立たせていただけることを光栄に思いましたし、ノミネート作品を見たときに自分が読んでいる作品も多々あったので『一つに絞れねぇよ〜』って思いながら選んでました（笑）」と、審査の“裏側”を打ち明けた。MCから「審査する側の厳しさを感じた？」と聞かれると、「ちょっと笑っちゃいましたね。社長の気持ちも分かった気がしました、少し…（笑）」と、所属事務所BMSGの日高光啓（SKY-HI）の顔を思い浮かべた様子だった。

なお、もう一つのゲスト審査員特別賞【伊織もえ賞】は、『よくある令嬢転生だと思ったのに』（作者： lemonfrog / DOYOSAY / A-Jin）に決定した。