上田桃子プロがジュニアゴルファーに熱い指導！「緊張するから本来の自分の姿が分かる」

2025年2月8日（土）明治神宮外苑の室内球技場にて、ゴルフ界のレジェンドである上田桃子プロによる『上田桃子プロ×リポビタン –ゴルフにファイトを！ジュニアクリニック–』が開催された。このイベントは、未来のプロを目指す中学生女子ジュニアゴルファー20名を対象に、上田プロの豊富な経験を直接学べる貴重な機会となった。

◆上田桃子プロの指導

イベント冒頭、上田プロは「自分の伝えたいことを伝えられる機会がこうしてあるので、1つでも何か吸収してくれたらなと思います」と参加者の中学生たちに伝えた。

その後、上田プロが直接1人ずつにゴルフレッスンが行われた。ゴルフレッスンでは、上田プロが参加者の中学生たちに具体的なアドバイスを行う場面が見られた。

イベントの終盤では、上田プロが自身の経験を語るトークセッションが行われた。テーマは、“チャレンジ”、“緊張と準備”について。

上田プロ自身が決めたテーマで、そのテーマに決めた理由について、「私は“チャレンジしよう”と思うことを大事にしていて、目標のためには緊張するぐらいの準備が必要です。緊張するから自分の本当の姿が分かるので、緊張することをネガティブなことだと思ってほしくないです。緊張したときは“これをやる”という準備を2つぐらいして、それを発揮することが大切だと伝えたくて、このテーマにしました」と明かした。

上田プロが20年の競技生活の中で、一番チャレンジしたことについて聞かれると、「私の中の一番大きなチャレンジはプロテストだったと思います。自分が好きなゴルフを仕事にできるか、できないかという緊張の中でしたが、自分の中で覚悟を持って挑んだチャレンジでした」とプロテストを受けた際の気持ちを語った。

緊張することが大事だと話す上田プロは、「うまくいくことも、うまくいかないことも基本的には半々だと思うので、自分ならできると思い込むのが大事だと思います。自分自身に対してできないと決めつけたり、チャレンジできないって思うなら、ドキドキワクワクする気持ちを大事に、準備すると良いのかなと思います」「（ゴルフも）上手じゃないっていうのは伸びしろしかないので」とアドバイスを送った。

イベントの最後に、上田プロは参加者の中学生たちに向けて「今日教えてもらったことでもいいし、教えてないことでもいいので、ちょっとの勇気を持って歩んでいけると、楽しい未来が待っていると思います。これからも頑張ってください！」とエールを送った。