「何にも知らなかった、ネギのこと…」ネギ農家の知られざる苦悩にマツコも絶句
2025.2.19 09:45
2月17日放送の『月曜から夜ふかし』では、農家の方々にやってみたい野菜についてインタビュー。知られざる野菜作りの苦労に村上信五(SUPER EIGHT)とマツコ・デラックスも驚く一幕もあった。
ある業界の人に「生まれ変わったらやってみたい仕事」を聞き、その仕事の実態を知る恒例企画『生まれ変わったらシリーズ』。今回は農家の皆さんに話を聞いてみた。
柿農家の方は「丈が短いというのがなんとしてもいい」とイチジク作りをやりたいという。一方柿はというと、1万8000個ある柿の実1個1個にビニール袋をかぶせ、渋みを取るための薬品をしみこませる作業が必要となるそうで、とても手間がかかるのだという。「誰かが“柿なんかどうだい?”っていうことで始めたんですけど…騙(だま)された…」「騙(だま)されたんだよ~…」と終始ぼやきっぱなしだった。
「ジャガイモを作りたい」というのはキュウリ農家さん。その理由は丸いからとのこと。「キュウリみたいに曲がり気にならないじゃないですか」という。キュウリは注意深く育てないとすぐ曲がってしまい、しかも曲がりの大きさによって出荷時のランクが変わってしまうそう。ランクによっては5キロ当たりの出荷額にして1000円以上もの差が出てしまうため、「曲がっているものを見るとモヤモヤする」のだという。そんなキュウリ農家さんは「NIKEとか着ないです」「NIKE曲がってるんで!」と、スポーツブランド・NIKEのロゴマークの曲がり具合を見てもモヤモヤしてしまっているそうだ。
続いてネギ農家さんたちに話を聞くと、とにかく「作り方が難しい」という。葉っぱがどんどん上に伸びていくため、伸びていったところに土をかけていくことでその部分を白くする、という作業を行なっているのだという。さらにネギを作っていると特有のニオイが体や衣服にしみついてしまい、洗濯機も2台使って2度洗わないとニオイが落ちないのだという。別のネギ農家さんは洗濯機ごと倉庫に入れて密封しておかないとニオイが移り「ネギテロになる」のだそう。そんな彼らが生まれ変わったらやりたいのは“ハーブ農家”。結局ニオイが付いて回っているようだ。