岩田剛典「二次利用みたいな感じになった時に…」 『R.Y.U.S.E.I.』のランニングマンがマネされたら損害賠償取れる?さんま「マイケル・ジャクソン大儲けなるな」
2025.2.18 11:45“振り付けをマネされたら損害賠償は取れるのか?”、最強弁護士軍団は、北村晴男弁護士と住田裕子弁護士が“取れない。丸山和也弁護士と橋下徹弁護士が”取れる場合がある“と見解を明かし、意見がわかれたことに一同驚き。

北村弁護士は「まず前提として、登録という話がさっきトークの中で出ましたけど、著作権については登録制度というのはありません。だから著作権というのは登録が全くなくても著作権は発生します」と前置きし、「じゃあどういう場合に著作権を認められるんだと。非常に難しいんですが、裁判所は顕著な特徴があって、それゆえにものすごい独創性があると言えないところは無理だという言い方をしています。さっき拝見した限りは、基本ステップの組み合わせでちょっとアレンジを付けてるというだけです。人が多いということはありますけど、その程度だという」と厳しく解説すると、さんまは「“だけです”はヒドいと思います」と指摘し、一同大笑い。
住田弁護士も、「(振り付けを)独占させるかどうかについては、その人独自の独創的で、新しさがないとダメなんですよね。今回の場合、素人の方はちょっと練習したらある程度できるものの、いくつかの組み合わせですからね」と切り出したが、さんまは「違いますよ。そんな簡単な組み合わせと違う」と否定し、スタジオからは「辛辣(しんらつ)ですね」という声も。
それを受けて住田弁護士が「基本ステップの組み合わせという意味です。だから今日初めての方も」と考えを明かすと、さんまが「もうええわ、それで」と制止したが、「それでもいろんな組み合わせダンスをやらなきゃいけないから、これだけ囲い込んでしまったら、ダンスもそういう意味で新しいものを作れなくなってしまいますよね」と意見した。

一方の橋下弁護士は、「グループで、あの姿勢といいますか、スタイルでやるということには大いに独創性あると思うんですけど。ただ、著作権の対象になるからといって、一般の人がみんなマネしちゃいけないっていうわけじゃないんですよ。一般の人の私的利用っていうのは全然自由なんです」と話し始め、「この踊りをですね、別のアーティストの方が、自分の楽曲にメインで使ってですね、それでライブで収入を得ると。こういう場合にはそのアーティストの方に損害賠償請求できると思います」と解説。