これまで磨いてきた靴はなんと10万足以上!靴磨きの神様の流れるような手つきにお客さまも「最高です。オーマイゴッド!」

2025.2.18 11:00

独自の靴磨きスタイルを編み出し、世界一に登りつめた長谷川さん。だが、その道のりは決して平たんなものではなかった。高校卒業後、英語教材のセールスをしていたが、体調を壊して退職。日雇いのアルバイトで食いつなぐ生活が始まる。全財産2000円で何か商売ができないかと考えた長谷川さんは、東京駅で靴磨きを始めることに。その後、日本中の靴磨き職人を見て回ったり、皮革技術センターで素材を学んだりと試行錯誤を重ね、靴磨きを初めてから2年後、行列ができるまでの職人になった。

スタジオで神技を披露する長谷川さん

24歳のとき、多額の借金をしてある行動に出る。「日本の足元に革命を起こすって、もうその時からずっと言ってたんで、格好いい靴磨き屋を開こうっていうので、この青山のお店を開きました」この革新的な靴磨きは話題となり、多くのメディアで取り上げられる。するとトッズやダンヒルなど超一流ブランドから靴磨きの依頼が舞い込んだ。そして2017年、ロンドンで開かれた靴磨きの技術を競う世界大会に出場すると見事優勝!世界一に輝いた。現在、長谷川さんがカウンターに立つ機会は少なくなったが、大手航空会社JALで講師を務め、ファーストクラスラウンジのスタッフを育成するなど靴磨きの技術を伝えている。

スタジオに登場した長谷川さん。世界一の靴磨き職人が、冬に大活躍のムートンブーツの汚れを落とす神技を大公開!履いていると汚れてしまうつま先の土汚れを取っていく。最初はなんと紙やすりをつかって汚れを取っていくという。表面の毛を取っていくため、紙やすりを立てずに平面で汚れを削っていく。ポイントは周りの生地の部分や糸などには当たらないようにすること。全部汚れをとった後は防水スプレーで仕上げると色が整うという。

ムートンだけではなく、スエードも同じ要領で直せるというが、この場合は紙やすりの番手がムートンの400番より荒い280番。これを聞いた紙やすりにも詳しいヒロミは、「あ〜、280番。これは結構荒いですよ」と納得。「ホームセンターで売ってますから」「番号も全部ついてますから。買っといてください」とムートンやスエードの靴のお手入れ用に、ホームセンターで紙やすりを購入することを勧めるヒロミだった。

【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!

写真提供:(C)日テレ

1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル