長嶋一茂「勝ったんだけど、泣き寝入りっていうのが」 肖像権侵害で勝訴したものの賠償金1000万円をもうことができなかった理由とは?

2025.2.18 09:30

“会社が倒産した場合、社長の個人資産から賠償金をもらうことはできるのか?”、最強弁護士軍団、北村晴男弁護士、住田裕子弁護士、丸山和也弁護士、橋下徹弁護士の見解は全員一致で“賠償金もらえない”。

最強弁護士軍団の写真

北村弁護士は「会社と個人っていうのは法人格が全く別なんですね。なので会社に対する判決の効力は個人に全く及びません」と話し始め、「ただ、この場合は最初の段階で会社と個人両方を被告にして訴訟を起こして勝っていれば(賠償金もらえる)。必ず勝つとは言いませんよ」と解説すると、さんまは「第一声大事やねん」と反応。

住田弁護士は、「もらえないけど、もらうべきなんですよ本来は。警察に持っていったり、国税で“脱税してる可能性があります”とやったら、資産をどんどん調べてくれるから」と考えを明かし、さんまが「それを一茂がもらえるの?」と尋ねると、「今度は破産財団(破産者の財産)の方に全部入ってきたらその割合でもらえます」と回答。それを受けてさんまは「一茂あるぞ道は」と大興奮で声をかけたが、住田弁護士は「遅い。さっさとやればよかった。時効の壁なんです」と割って入り、当時10年だった時効が、現在は時効が5年になっていることを指摘。

そして橋下弁護士も「債権回収で1番重要なポイントは、お金のある人を訴えなきゃいけないんですよね」と説明を始め、「まず最初にお金あるかどうか、資力があるか、資産があるかをきちっと調査をして、そこに訴えないと。お金のないところを訴えたは、判決だけとって、弁護士費用だけとられてしまうんですよ。だから、何か理屈をつけて、とにかくお金があるところを訴えないとこういう形になってしまいますよね」ときっぱり。

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