新キャプテン・アメリカ=サム役・溝端淳平、MCU“今後の展開”を大胆予想「日本が大きく関与するのでは?」

2025.2.14 19:30

公開を待ち望む大勢のファンに見守られるステージに、まずは溝端と村井、森川が登壇。村井はステージにあがるや否や、レッドハルク並みの大迫力の雄叫びを披露した。

2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』から長きにわたりサムの声を務める溝端は、その新たな物語がいよいよお披露目されることに「約11年前からサム・ウィルソンの吹替を担当していますが、こうしてキャプテン・アメリカとしてスクリーンに帰ってこられたことがとても感慨深いです。本作は新たなMCU の“序章”となる作品になっていますので、存分に楽しんで観てもらいたいです!」と熱い思いを語った。

溝端淳平の写真
サム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ役 溝端淳平

本作では、正義の象徴を背負いキャプテン・アメリカとして活動するサムに、アメリカ大統領のロスが桁外れのパワーで暴走するレッドハルクと化して立ちはだかる──。ロスを演じているのは、これまで数多くの人気作で映画界を牽引(けんいん)してきた“ハリウッドの伝説”こと名優ハリソン・フォードだ。

長年ハリソンの吹替を務めてきた村井は「少年っぽさがあるこれまでのハリソンさんとは少し違って、本作では大統領が持つ“重厚感”や“謎を秘めた部分”をしっかり演じられていたので、一生懸命ついていけるよう頑張りました。それに、“ウワー!”という雄叫びがあるように、ハリソンさんがあの役を楽しんでいるんですよ。これは私も思い切ってやらなくてはと思いましたし、そんな新しい一面を演じられてうれしかったです」と、MCU初参戦となるハリソンについて語った。

村井國夫の写真
サディアス・ロス米大統領/レッドハルク役 村井國夫

一方、『インクレディブル・ハルク』(08)以来、約17年ぶりにサミュエル・スターンズを演じた森川は、スターンズについて「言いたいことはいっぱいあるのに言えないんです(笑)ただ、あのキャラクターが再び登場することに感慨深さを感じています。楽しんで演じさせていただきました」と語る。全てが謎に包まれたこの男は、果たしてキャプテン・アメリカの物語にいかにして絡んでくるのか─―。

さらに、『SHOGUN 将軍』にも出演するなど世界で活躍する平岳大が日本の首相・尾崎として登場するほか、満開に咲き誇るワシントンの桜並木も闘いの舞台となるなど、日本も重要な要素として描かれる本作。溝端は「この作品ももちろんですが、日本が今後のMCUにも大きく関与する可能性があるのでは?と考察しています」と告白。村井も「岳大君のことは小さいころから知っていて気になっていたので、これからどんどん頑張ってくれるんじゃないかと思うとうれしいです」と平の活躍に喜びを語った。

また、キャプテン・アメリカを受け継ぐ溝端について聞かれた森川は「溝端さんには、これからのMCU をまとめあげて、引っ張っていってもらいたいという気持ちがあります。もう、キャプテン・アメリカを継承した顔になっていますよ(笑)」と大きな期待を寄せた。溝端も「これまでのファルコンの良さもありますが、キャプテン・アメリカになったサムは一味違うので、収録も大変でした」と語った。

森川智之の写真
サミュエル・スターンズ役 森川智之

トークが盛り上がる中、マーベルファミリーの小杉と百田が新キャプテン・アメリカの門出を祝いに駆け付け登壇。本作がちょうどバレンタインの日に公開されることにちなんで、1日早いプレゼントとして百田から登壇者にチョコレートが渡された。百田が吹替を務めるシュリは、ブラックパンサーを継承したサムと同じく“先代を受け継ぐ”キャラクターだ。

百田夏菜子の写真
シュリ/ブラックパンサー役 百田夏菜子

そんな百田からのプレゼントに、溝端も「すごいですね!作るのに二日くらいかかりますよね(笑)」と喜ぶ中、小杉からもキャプテン・アメリカの盾をイメージしたクッキーが贈られたが、そのサイズは数センチほどの超ミニサイズ!小杉演じるルイスの友人・アントマン仕様のクッキーに、溝端は「ちっちゃ!夏菜子ちゃんとの差を感じますね(笑)でも可愛いです、ありがとうございます!」と喜んだ。

プレゼントを渡し満足気な小杉は、本作について「日本が物語のカギになるのはすごくうれしいですね!アベンジャーズも新章に入るということで、ルイスもどこかに登場してほしいです(笑)」と自身が吹替を担当するキャラクターへの期待を告白。

百田も「当時自分がブラックパンサーを継承したときのことを思い出すと今でも緊張しますが、それでもうれしくて楽しみな気持ちが蘇(よみがえ)ってきます。実は舞台挨拶のときに溝端さんが“すごくよかったよ”と声をかけてくださって、その言葉に救われたんです。今回の新たなキャプテン・アメリカのスタートには、楽しみな気持ちでいっぱいです」と、自身の演じるキャラクターと共通する“継承する立場”という視点で、サムを応援した。

ブラックマヨネーズ・小杉竜一の写真

イベント終盤、<継承していきたいこと>を聞かれた溝端は「蜷川幸雄さんとの出会いが自分の人生にとって大きかったので、蜷川さんの“自分を疑え”という言葉を受け継いでいきたいです」と回答。また、百田からは「母が作る料理を受け継ぎたいです。母に色々教えてもらっているのですが、まだ一度も同じ味になったことがなくて…(笑)」と意外なエピソードも。

最後には、溝端からは作品を待ち望むファンに向けてメッセージが贈られた──。

「新キャプテン・アメリカのスクリーンデビュー作です!『キャプテン・アメリカ』シリーズならではのサスペンスや重厚感、そしてアクションはもちろん、笑えるシーンなんかもあって、楽しめる要素がたくさんある作品になっています。アベンジャーズへの序章として、ここからさらにMCU が盛り上がっていくので、是非楽しんでください!」

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
2月14日(金)全国劇場公開

(C)2025 MARVEL.

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