Netflixシリーズ『イクサガミ』主演&プロデュース務める岡田准一「アクションはこうなんです!」 熱心な演技指導に監督も絶賛

2025.2.13 19:15
岡田准一さん写真

2月12日に開催された「Netflixラインナップ発表会『Next on Netflix 2025』」で、11月から配信がスタートする『イクサガミ』で主演を務める岡田准一と藤井道人監督がトークパネルに登壇。作品の魅力や意気込みについて語った。

岡田は原作小説について、「原作者の今村さんの作品は以前から拝読しており、時代劇を継承しながら現代の視聴者にどのように伝えていくかを常に模索され戦われている姿勢にすごく敬意を抱いていました」と明かし、本作の映像化にあたっては、幅広い世代が楽しめるエンターテインメント性を備えた作品として、「新たな時代モノの道を切り拓くことができるのではないか」との可能性を感じたという。

また岡田は「歴史モノではこうあるべきだとか日本人の美しさを描くべきだという高いハードルがある一方で、本当に面白いエンターテインメントとして再考する必要がありました」と述べた。そのうえで、「黒澤明監督が39歳で『羅生門』を制作したように、上の世代の知見を借りつつ、若い世代のエネルギーとともに時代モノと向き合うことが重要だと考え、藤井監督の参加は不可欠でした」と振り返った。

そのビジョンに強く共鳴した藤井監督は、「これまで自分が生きていない時代を描く経験はありませんでしたが、原作が非常に魅力的で、エンターテインメント性をしっかり捉えた作品だと感じました」と語り、オファーを即決したことを明かした。制作の上で最も大切にしていたのは、「様式美や精神を継承しながら、新しいものへ再構築・アップデートを果たす」ことだった。その中でも特にこだわったのが“キャラクター”であり、そのキャラクターを演じる俳優陣には、日本屈指のオールスターキャストが集結した。先日のキャスト解禁時にはSNSでトレンド入りを果たすなど、すでに大きな話題を呼んでいる。

藤井直人監督

キャラクターを描くにあたり、岡田は「物語上のゲーム性だけでなく、それぞれの人生や背景を折り込みながら、どのようにキャラクターを立てていくかを重視し、脚本は何度も作り直しました。日本、そして世界中の人々が理解しやすいキャラクターを意識し、衣装や武器、役者のトレーニングも考慮しながら構築していきました」と振り返る。脚本づくりやキャスティングといった準備段階から徹底的にこだわり抜かれた本作は、新たな時代モノの可能性を追求する試みとして、岡田と藤井監督の強い“想い”のもとで制作が進められている。

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