竜星涼「一生頭が上がらない」不安を抱えた時期を救ってくれた大先輩・天海祐希にかけられた言葉と今後に向けたエールに感謝

俳優の竜星涼（31）が、2月9日放送の『おしゃれクリップ』に出演。自身の芸能生活を支える言葉を授けてくれた大先輩・天海祐希への感謝を口にする場面があった。

番組では、昨年の大河ドラマで好演を見せるなど、話題を集める竜星の知られざる一面や、周囲から愛される理由について特集。竜星をよく知る人物たちが、その素顔を明かした。

高校生で芸能界入りを果たすと、同世代の実力者などに囲まれながら、不安を感じる時期もあったという竜星。「どこかで自信を持てずに、“いいのかなこれで”って思い続けてた」と苦悩していたのだとか。

そんな竜星の転機となった作品が、2018年の舞台『修羅天魔～髑髏城の七人 Season極』。錚々（そうそう）たる役者が名を連ねるなか、舞台経験が少ないながらも物語を動かす重要な役どころに抜擢（ばってき）された。竜星は「台本を見て、これはものすごくおいしい役だな。生かすも殺すも俺次第、ここを自分のターニングポイントにしなきゃいけない」と決意を固めたのだという。

そして竜星は、慣れない舞台に苦闘するなかで、天海祐希からかけられた「加賀まりこさんがすごく良かったって褒めてくださってたわよ」という言葉に救われたという。その真意について、天海からのメッセージをMCの井桁弘恵が代読。天海は、加賀が竜星をいち早く話題にあげたことで、「やはりお芝居の先輩、しかも加賀さんに良かったと言われたら、さらに自信につながるのでは」と、その言葉を竜星に伝えたとコメントした。

竜星自身もその時の様子に思いをはせつつ、「同じ仕事をしてる人間、それも大先輩からお言葉をもらえたっていうのはありがたいですよね」としみじみと口にしていた。天海は今でも竜星を懇意にしているようで、竜星が主演したドラマにも出演しており、竜星は「一生頭がずっと上がらないです」と発言した。