カズレーザー “今年最悪のインフルエンザ”…しかし、B型インフルエンザが絶滅の可能性が?スタジオ中に驚きの声
2025.2.12 09:30![カズレーザーの写真](/wp-content/uploads/2025/02/KAZU_0201_fluB_top.jpg)
カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が11日に放送された。SNS上のフェイクニュースや中年のリスキリングなど、いま社会でホットな話題をテーマにした今回。『45年ぶりウイルス消滅!?超最新!インフルエンザ撃退法』という講義では、この冬、猛威を振るっているインフルエンザに関して、驚がくの最新情報が紹介された。
最近になってようやく警戒レベルが下がったものの、まだまだ注意が必要なインフルエンザ。中部大学 生命健康科学部の伊藤守弘教授は、はじめに今シーズンの状況について言及した。「今年は最悪!」と、開口一番の伊藤氏。
![](/wp-content/uploads/2025/02/0211KAZZ_ItoMorihiroJPG.jpg)
感染者数が驚異的に増加し、全国で警報が発令されるまでにいたった年末年始を振り返ると、1医療機関あたりの1週間の平均患者数は、ピーク時は64人にまで達していた。警報レベルは30人のため、この数字は基準の倍以上。今年の冬がいかに例年と比べて異常であったかがうかがえる。
そんな世間を騒がせたインフルエンザだが、伊藤氏によれば近い将来、B型が消滅する可能性があるという。インパクトのある情報にスタジオ中で驚きの声があがる。伊藤氏はインフルエンザウイルスの仕組から説明を始めた。
インフルエンザにはそもそも、A型、B型、C型、D型という4種類の型が存在する。C型はほとんど流行することはないとされ、D型も豚や牛が感染するもので、基本的には人に感染しない。よって流行を引き起こすのは高熱が出やすく、重症感が強いA型と、下痢や嘔吐(おうと)など消化器系の不調を引き起こし、症状が長引くB型の2つの型になるとのこと。
名前や症状の特徴はなんとなく知っているA型とB型だが、実は2つの型では種類の数が違うのだという。伊藤氏によればA型は198種類、B型は2種類が確認されていると言い、ここ10年で人への感染が確認されているのは、それぞれの型で2種類ずつだという。