中条あやみ　「どう頑張ったらいいか分かんなかった」不安な生活の中、祖母からのアドバイスに感謝

中条は「ついつい日本にいると、明後日のこと明々後日のことって、先々のことを考えすぎちゃって、今をちゃんと見るっていう余裕がなかったりする時がある」と、日本で感じる焦燥について語った。中条は6年前にポーリンさんを訪ねた際も、「ここに来たタイミングで結構自分のなかでも先のことの不安だったりとか、今やってる仕事を一生懸命にやらないとって」と焦りを感じていたことを告白。

中条は当時の自身について、「力の抜き方が分からなくて、どう頑張ったらいいか分かんなかったんですよ当時は。ただ頑張るしかなかったていうか。お芝居も、やっと、スイッチが入った瞬間でもあったので」と語る。そしてその中条の焦りは、祖母であるポーリンさんにも伝わっていたという。

あらためて中条の話を聞いたポーリンさんは、「とてもよくわかったわ。明らかだった」と当時について語った。ポーリンさんは「彼女は恵まれた人生を送っていると思う。そのことをちゃんと理解しながら、自分のための時間を使って今のライフスタイルから離れることが大事だと伝えたわ」と当時中条にかけた言葉を振り返った。

中条は祖母からの言葉や、スペインの文化に触れ、徐々に自分のペースを取り戻したのだという。中条は「スペインに来るとすごくシンプルっていうか、自分らしくいて良いというか、周りよりもちゃんと自分と向き合うことの大切さみたいなのは、分かってきたのかなって」と思いを語った。

中条は「大きな太陽と、大きな家族の愛情と、ギュッと詰まったおいしい食べ物で背中を押してもらったというか。“いってらっしゃい”ってスペインに送り出してもらったような感覚がありますね」と続け、「こっからさらにスタート」と意気込んだ。

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写真提供：（C）日テレ