60年ぶりの神様のお引越し!神社の祠を作り直す彫刻の神様に密着!ヒロミ「想像力がすごいんだよね、職人さんって」

2025.2.8 16:00

作業場に入ると、沖ノ御前神社から発注を受け、中尾さんに祠の作成を依頼した大國仁己(おおぐにひとみ)さんの姿が。中尾さんに依頼した理由を聞くと、「私も、大工なんです。家は建てられるんだけど、こういった彫刻とか宮の細工、私どもは慣れないから、こういった細工をされる人が中々…今、少なくなってね。こういった技術を持っている方が中尾さんなんです」と語る大國さん。彫刻の神として精巧なデザインを彫る技術はもちろんだが、中尾さんが神たる所以が…、なんと神社の写真を見ただけで設計図を再現したという。「何でかけるんですか?」と驚くスタッフに、「そこだわね。神の手だ」と大國さん。

彫刻の神の精巧なデザインを彫る技術

さらに祠作りに大事な技術が、本殿の扉『御扉(みとびら)』を神事などの際に開く時の音。御扉はご神体を守る大切な扉。この音が“神様にお会いできる合図”とされている。「いい加減に作ったら音が出ないよ。甘かったらいけんし」と、音の大切さを語る中尾さん。

御扉の音は、神様にお会いできる合図”だという

そしてこの日、中尾さんをはじめ大工の皆さんがうれしそうに何やら写真を撮っている。スタッフが「なんですかあれは?」と聞くと、『棟札(むなふだ)』といい、製作者の名前や工事の記録が記され、その建物の歴史を残す貴重な資料で、建物の安全、繁栄を祈り、屋根裏に取り付けられるのだという。次は60年後にならないと見られない棟札を、ちょうど貼り付けていたのだった。

建物の安全、繁栄を祈り、屋根裏に取り付けられる棟札

棟札を取り付け終わり、「ほぼ、完成ですが、今どういったお気持ちですか?」とスタッフが中尾さんにたずねると「気持ち?喜ばしい。喜ばしく思いますよ」と、笑顔を見せる中尾さんだった。中尾さんの祠は4月頃に完成するという(現時点の予定)。

そして、中尾さんの作品、飾り箱、獅子頭、ハートの彫刻がスタジオに登場し、大興奮のヒロミと孝太郎。VTRで見た飾り箱を実際に見たヒロミは「寸法で測っても見えないぐらいの…。さっき1ミリって言ってたけど、1ミリとかじゃないと思うよ」と神技を実感。そして1つの木から作られたハートの縁結びには、「想像力がすごいんだよね、職人さんって」と感心。そんなハートの縁結びを、中尾さんから孝太郎にプレゼント。「えぇ!!ありがとうございます」と恐縮気味の孝太郎に「24時間、常にこれを持っててください」とヒロミ。

飾り箱の美しさに目を奪われるヒロミ

そしてヒロミと孝太郎の2人にも中尾さんからプレゼントが…。それはスタッフももらった名刺付きの名刺入れ。「新鮮ですねこういう名刺の頂き方」と、うれしそうな孝太郎。そこへ中尾さんの元へと行けなかった女性スタッフが、銀杏の髪飾りをつけて「今度会いに行こうと思います」と登場し、中尾さんとの再会を誓った。

【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!

写真提供:(C)日テレ

1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル