小泉孝太郎 歴史ある大しめ縄作りに緊急参戦 職人たちの神技に「しめ縄の神様ですよ、皆さんが」
2025.2.8 15:00![](/wp-content/uploads/2025/02/simenawa_TOP.jpg)
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が2月1日に放送。元日SPで島根県出雲を訪れた孝太郎は、しめ縄の神様集団と共にしめ縄作りに挑戦した。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。お正月SPで島根県の出雲大社を訪れた孝太郎。出雲大社のシンボル神楽殿(かぐらでん)の大しめ縄は、長さ13.6m重さ5.2トンで日本最大級で、その大きさは圧巻。そんな出雲大社の大しめ縄をはじめ、全国にある分院など年間30社以上、さらにハワイやドバイなど海外のしめ縄も手がける神様集団がいるという。
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(画像はお正月SPより引用)
そんな神様集団に会うために孝太郎がやって来たのは、出雲大社から車で1時間の飯南町(いいなんちょう)にある『大しめなわ創作館』飯南町は標高500mの高原地帯に位置し、昼夜の寒暖差が大きいことから強い稲が育ち、古くからしめ縄作りが盛んな町だ。現在ここ『大しめなわ創作館』には23人の職人が在籍。では、しめ縄を作るのに一体どれだけの月日がかかっているのか?
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なんと、しめ縄を作るおよそ2年前からしめ縄専用の稲をサッカーコート2面分の田んぼに苗を植え、稲から手作りで行う。そのしめ縄専用の稲が、赤穂餅という餅米の古代米。普通の稲と比べ、しなやかで柔らかく粘りがあるため、しめ縄にピッタリだという。
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最初に行うのが、仕分け作業。これが1番大事な仕事だという。傷んでいたり、色の悪い藁(わら)だったりを全て手作業でカット。とても地道な作業だが、これがしめ縄の見た目の美しさを左右するという。
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続いては、しめ縄の芯の部分『中芯(なかじん)づくり』。選別でもれた少し見た目が劣る稲を重ねて、縄を何本も作り、それをひもで束ねて1本の太い芯にする。そして、この中芯を包むのが『コモ』と呼ばれる大きな藁のシート。『コモ』で、全員で息を合わせ慎重に中芯を包み、極太の大縄を作り上げる。『コモ』は、しめ縄の表面になるが故に美しさの要。選別されたきれいな藁をコモ編みという編み方で、手で編み続けていく。7本の藁をまとめて束にし、その束をつなぎ合わせて一枚の藁のシートを作成。手作業にも関わらず寸分の狂いもなく等間隔のため、孝太郎も「きれいですね」と感嘆。
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続いて、このシートを縦につないでいく作業を『コモ繋(つな)ぎ』と言い、そのつなぎ目がしめ縄の美しさを決定付けるといっても過言ではない。この作業ができるのは、コモ繋ぎの神・菅武志さん1人だけ!しかし、特殊な編み方をしているので、その方法は企業秘密だという。
そしていよいよ最後の仕上げ。それが、しめ縄作りの総仕上げ『撚り合わせ(よりあわせ)』。撚り合わせとは2本の大縄をねじって絞めるまさにしめ縄作りのクライマックス!すると、「孝太郎さんも一緒に!」と、誘われる孝太郎。孝太郎も撚り合わせにまさかの緊急参戦することに!