年間約1万人が発症し3000人ほどが命を落とす“子宮頸がん”経験者の休井美郷「あと1か月病院来るの遅かったら…」
2025.2.6 10:30それを受けて婦人科医の三輪綾子先生が「子宮頸がんになる人も約 80 人に1人とかって」と現状を明かし、「基本的に子宮頸がんはヒトパピローマウイルスっていうウィルスに感染することで、徐々に子宮の入り口が変化していって、約5~10年かけてがんになっていくんですよ。その間もずっとステルス(無症状)なんですね。検診しない限り絶対分からない」と解説。
そこで上田晋也が「でも、自覚症状ないわけでしょ?なかったらあんまり“検査行こう”っていう気持ちにもなかなかなりづらいのかなって思うんですけど」と反応すると、三輪先生は「日本の子宮頸がんの受診率やっぱ低くて、諸外国に比べると全然低いですし。そこがやっぱ問題で、早期発見できればほとんど改善できるんですよ、取ってあげれば。それ以降進行することはもう基本的にないので」と考えを吐露。
そして大久保佳代子が「婦人科検診ってあるじゃないですか、いわゆる内診みたいな。あれをしとけば分かるんですか?」と尋ねると、三輪先生は「基本的に会社の検診とか区の検診では子宮頸がんは入っているので、それを受けていただければ大丈夫かと思います」と回答。
さらに休井は「私、低用量ピルを服用していたので、婦人科には通っていたんですよ。血栓ができていないかとかの検査はずっとしていたんですけど、やっぱり子宮頸がんの検査っていうのが頭からちょっと抜けちゃってて。検査からはちょっと遠のいてたんですけど」と通院していたものの発見に至らなかった経緯を明かし、「あと、痛いとか検査が怖くて」と本音を告白。
そこで上田が「子宮頸がん検査痛いんですか?」と質問すると、休井は「実際本当に痛くなくって、すぐ終わりますよね。3分くらい」と回答し、三輪先生も「すぐ終わります」ときっぱり。続けて大久保も「例えば50代、閉経とか更年期入った人も、やっぱ(子宮頸がん検査)1年に1回は受けた方がいいものなんですか?」と尋ねると、三輪先生は「HPV に感染すると、それがずっと後に出てくる可能性がある」と答え、大久保は「そっか、だいぶ前に感染したものが後に出てくるから」と納得。子宮頸がんに関する知識を深める夜となった。
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