アニメ『ねこに転⽣したおじさん』 亀岡孝洋×関智一のインタビューが解禁! 亀岡「役が決まった機会に、宣材写真を撮りなおしました(笑)」

2025.2.5 17:40
⻲岡孝洋、関智一の写真

フジテレビ系⽣放送バラエティー番組『ぽかぽか』内にて、毎週⽉曜13時台に放送中の⼈気TVアニメ『ねこに転⽣したおじさん』。2⽉5⽇(⽔)に原作マンガ連載2周年を迎えたことを記念し、TVアニメでおじさん役を務める⻲岡孝洋と、社⻑役を務める関智⼀のオフィシャルインタビューが解禁となった。

原作者・やじまが描く話題のSNSマンガ『ねこに転⽣したおじさん』は、「次にくるマンガ⼤賞2023 WEBマンガ部⾨2位」を受賞し、2024年10⽉にTVアニメ化された⼈気作品。ごく普通のサラリーマンだったのに、ある⽇突然ねこに転⽣してしまったおじさんと、ねこの正体を知らず「プンちゃん」と名付け溺愛する上司の社⻑を中⼼に、シュールかつコミカルな⽇常を描いた作品となっている。

◆⻲岡孝洋(おじさん役)×関智⼀(社⻑役)オフィシャルインタビュー

━━『ねこに転⽣したおじさん』(以下、“ねこおじ”)について、原作マンガや台本などを初めてご覧になったときに受けた印象は?

⻲岡:“転⽣もの”の作品はアニメや漫画でも結構ありますが、⼀般的には異世界が舞台であったり、登場するキャラクターもファンタジー系であったりする場合が多いです。ですが“ねこおじ”の場合は、転⽣元も普通のおじさんで、転⽣先もねこという、割と⾝近な存在っていうのもあって読みやすいなという印象でした。僕は原作のやじま先⽣が描かれる絵が好きです。とてもキャッチーで、絵からも作品に⼊りやすいですよね。
:おじさんが転⽣したねこ(プンちゃん)を、同じくおじさんである社⻑が可愛いがっています。そのギャップがまず印象的な作品です。僕らって⾃分としてずっと⽣きてきている結果、おじさんになってるじゃないですか(笑)。だから今も昔と変わらない感覚でやってしまっていることってあると思うんですよ。⼦供の頃と同じような気持ちでゲームを⼀⽣懸命やっていたりとか、みっともないこともやってみたりとか。例えば僕、LOVOT っていうロボットを買って、家に置いているんですよね。LOVOTに対しては、(社⻑のプンちゃんに対する態度と)同じ感じになっています。やっぱり可愛くて、そういう話し⽅になっちゃいますね。“何、どうしたの︖”みたいな。それを傍から⾒たらね、なんか少し気持ち悪かったり、また逆に⾯⽩いだろうなと思ったりするので、“ねこおじ”はそこをうまく切り取って描かれているなと感じると同時に、ちょっと恥ずかしい気持ちもあります。なんか⾃分を覗き⾒られているようなとこもちょっとあるじゃないですか」

━━社⻑がプンちゃんの前では豹変するようなところで、共感を覚えますか?

:多分、僕らみたいな⼈が“⾃分もそういうとこあるな”っていう気持ちで⾒ることもあるのかなと感じています。

⻲岡孝洋の写真
おじさん役 ⻲岡孝洋

━━ご⾃⾝の演じるキャラクターの魅⼒や注⽬ポイントは?

⻲岡:やっぱりやじま先⽣が描くおじさんが注⽬ポイントかなと思っています。表情が豊か、かつ細かく描かれているので、まずそこが魅⼒の⼀つだなと感じています。 ⾃分の演じているおじさんの魅⼒としては、なんというかやっぱり、可愛らしさ。もちろんプンちゃんとの相乗効果もありますが。アニメを⾒ている⽅や、漫画を読んでいらっしゃる⽅も、おそらくそういった魅⼒も少なからず感じてくださっているんじゃないかなと思うんですよね。 “おじさん”って、⼀般的な作品でいったら割とサブ的な存在であることが多かったりすると思うんですけど、今作ではメインでいても、みんなに可愛がられる存在なのかなって。そういうとこが魅⼒だと思っています。
:社⻑はやっぱりギャップが魅⼒ですよね。プンちゃんと暮らすようになってから、⽣活に潤いが出てきましたけど、その前はどこか寂しかったんだろうなっていう感じがするので。あんなに愛を注げる⼈なのに、プンちゃんに出会う前に何か夢中になっていたものとかないのかな、ということも気になります。もしかすると社⻑⾃⾝も、⾃分のそういった⼀⾯に気づいてなかったのかな?これまで仕事で猛烈に頑張ってきた分、ふと出会ったねこに……この可愛い存在にガーっと気持ちがいっちゃったんだと思うんですよね。きっと。 だからそういう振り幅がいいんじゃないかと思います。

━━初回アフレコの印象や、演じる上で感じたこと、予定の演技プランと変えた部分は?

:かなりこだわって収録をしているなという印象がありました。作品の⾯⽩さをどこに持ってくか、といった部分で。監督さんたちも楽しんで作っているっていうか、“もっとこうした⽅がいいんじゃないか”とか、“こうしたらどうだろう”みたいな調整が結構細かくあったなと。すごく⼒が⼊っているのは感じました。
⻲岡:僕はオーディションでこの役が決まったのですが、オーディション⽤のデモテープを取った際は、結構おじさん⾊を強めに演じており、それで選んでいただけました。ただ、初回のアフレコでテスト収録を⾏った際、“やっぱり、ちょっとおじさんの度合いが強い”とディレクションをいただきました。確かに、⼀緒に収録している花澤さんや関さんの声を聞いていたら、ちょっとオーバーかも、と感じて調整していきました。“現場へ⼊って、みんなで作っていくものなんだな”っていうのが、当たり前のことなんですけど改めて感じましたね。
:おじさん役で“おじさんすぎる”って(笑)。

関智一の写真
社⻑役 関智⼀

━━お2⼈は本作にて初共演になりますが、お互いの印象は?

⻲岡:分け隔てなく、現場の雰囲気を作ってくださるところが⾮常に印象的でした。関さんがスタジオに⼊られたとき、僕はちょっと緊張していたんですけど、⾃然と話題を広げて輪に⼊れてくださるのが素敵だなと思って。⾃分もこういう⼤⼈に、こういう先輩になろうと思いましたね。
:“おじさん役は、どういう⼈がやるんだろう”っていうのは僕もすごく思っていて。いろんな⼈を想像してみたんですけど、やっぱり“誰かっぽい”、“何かっぽい”っていうことであまりピンとこなくて、どなたになるんだろうと思っていました。おじさん役が⻲岡さんになると聞いて、まずお写真を⾒たときに、“⾒た⽬の雰囲気を意識したところもあるのかな”と思って。それから現場でお芝居されているところを⾒て、本当にもう表現の雰囲気もぴったりで。“あ、これだわ”と思って。よくこんなにぴったりな⼈を⾒つけてキャスティングされたなと思って感動してたんですよ。多分、現場のみんなが同じ気持ちだったと思います。
⻲岡:いや、ありがたいですね。 (インタビュー時の)宣材写真では眼鏡をはずしていますが、普段は眼鏡をかけています。実はおじさん役が決まった機会に、宣材写真を撮りなおしました(笑)

⻲岡孝洋、関智一の写真

━━これから本作をご覧になる⽅へメッセージ

⻲岡:このインタビューでもいろいろお話しさせてもらいましたけど、TVアニメ『ねこに転⽣したおじさん』は題材も⾝近で、すごく⾒やすい作品だと思います。⽇常に寄り添ったお話で、皆さんに共感してもらえると思います。⼤きく物語が動くっていうわけじゃないんですけど、登場⼈物もいっぱい出てきてより楽しんでいただけるような展開になっています。『ぽかぽか』内で毎週⽉曜に放送されているので、ぜひとも⻑く愛していただければと思います。
:⼀⾒すると、可愛らしいキャラクターで、⼥性に楽しんでいただきやすいように思うんですけど。“おじさん”たちも、ご飯を⾷べながら『ぽかぽか』を⾒て、そして、このアニメも⾒てもらえれば。すごくおじさん愛もいっぱい感じられますし、⾃分を重ねて、なんかこうあったかい気持ちになったり、ちょっと恥ずかしい気持ちになったり、⾊々揺さぶられるところがあると思います。⽼若男⼥問わず楽しめる作品だと思いますので、ぜひ劇場版まで、ザ・ムービーまでやってもらいたいなと(笑)。そのぐらいのムーブメント、期待しています。

アニメ『ねこに転⽣したおじさん』
フジテレビ系列「ぽかぽか」内にて毎週⽉曜13時台放送
公式HP

©やじま/ねこおじ製作委員会

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